▼血界戦線:レオナルド友情
10/18(21:49)

ベネディクト・モグ
(Benedict Mogg)

 通称「シャドーマン」。イングランド出身。世界屈指の牙狩りであったが現在は引退済みのロートルを名乗っている。自称吸血鬼対策のコンサルタント。エイブラムスの同僚であり、彼の護衛という名目で呪いの威力を周囲から逸らす役割も担っている。過去エルダー級の血界の眷属と戦った際に右足を失っており、ぱっと見ではわからないが義足。のちに引退してクラウスの指導役となる。かつて裸獣汁外衛賤厳とはライバル関係にあり、彼が五体満足だった頃の姿も知っているらしい。
 美麗な容姿の気取った高慢な男で、男性陣にはたいてい煙たがられている。女性には分かりやすく親切で紳士的。レオナルド・ウォッチがライブラ入りしたとき彼の虚弱さを指摘して反対していたが、のちに彼の度胸と人格を認めている。若々しいが年齢はそれなり。

 若い頃は妻と子供がいたが、戦いの中で死なせてしまった。彼の引退の真の理由は戦い抜いた果てに愛する者を失い、戦いそのものに疲れてしまったからである。エブラムスとレオナルドだけがそれを知っている。



影を操る能力(仮称)

 ベネディクトが「シャドーマン」と呼ばれる所以になった能力。自分や敵、周囲の影を自在に操って攻撃する。影でありながら質量を持ち、切り裂く、拘束する、影のなかに引きずり込むなどという効力を持つ。また彼自身が影のなかに溶け込んで音もなく影から影へと移動することも可能。
 もともと暗殺術という側面が強く、エイブラムスでさえ彼の能力の詳細を知らない。全盛期はエルダー級の血界の眷属も敵ではなかったほど。




<< >>


×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -