▼魔道
07/01(23:58)

※「魔道」はWEB漫画です


▼≪竜使いの魔道士≫セシル

 マーツ国食客魔道士。師はダデルムゥ。
 ドラゴン族の長の息子として生まれ、人間にドラゴンの尾を付けたような姿で生まれてくるが、母シルヴァが他の兄弟と同様に愛したためすこやかに育つ。5歳の折、巣の谷に偶然現れたダデルムゥに魔法の才を見出され、一人前の魔道士になるためマーツ国に誘致された。魔道士として認められたあと一旦故郷に帰ったが、食客魔術師としてたびたびマーツ国にも訪れている。
 14歳。瞳は爬虫類に似た瞳孔の金色。髪は水色で尾は青色で、どちらも魚の鱗のように七色に輝く。背はまだ成長途中で低め。引きずるほど長いマントをつけている。魔宝石のついた耳飾りと杖を所持しており、玉に魔力を貯蔵・増幅することで消費なく魔法を使うことができる。

 性格は楽観的でのんびりしており、焦ったり慌てたりすることがない。マイペース。国事などそっちのけで研究に没頭したりする。
 自身を正真正銘のドラゴン族と認識しており、マーツ国に属している意識はない。ただ魔道士を自分と「似ている存在」だと思っており好意的な態度を取る。人間は多種族だと思っているため、悪意はないにしろ人間のために働くつもりもあまりない。



▼魔法

 魔物起こしだと思われることが多いが、その才はない。魔道士の中でも魔力量は多いほう。得意なのは光魔法。


・異門
異なる場所の門を開く。世界中にいる兄弟のドラゴンを助っ人に呼ぶことができる。

・結界ルビー
硬度9結界。瞬時に張ることができる。

・飛翔の魔法
空を飛ぶ魔法。一番はじめに覚えた。

・大火球
杖から巨大な火球を放ち敵を焼き尽くす

・光魔法「竜の眼差し」
杖から一点に集中して光を放つ。貫くことに長けており、硬度9結界をも壊す。

・光魔法「光魔剣」
光の剣が降り注ぎ敵を攻撃する。また出力を弱めて動きを封じることもできる。

・絶魔-逆鱗
光魔法で巨大なドラゴンを作り出し、対象を殲滅するまでたとえセシルが死んでも止まらない。周りの人間や建物を無差別に破壊するため、ダデルムゥに使用を禁じられている。ちなみにモデルは母シルヴァの姿。



▼ドラゴン族

 マーツ国最北端にある魔の谷の奥深くに生息するドラゴン族。青い鱗が特徴で、長はシルヴァ。血縁関係のある者だけで構成されているので、それほど数はいない。
 ある程度成長したら巣立ちをし、一人前になってから故郷に戻る習慣がある。雑食で魔物や人間から果物や野菜までなんでも食べる。ドラゴンの中でも好みはあるようで、人間は(同じく雑食のためか)肉が臭いので群れのドラゴンたちには不人気。
 昔は皆人の言葉を喋れたが、若いドラゴンほど喋ることができなくなっている。昔ほど体格は良くないが、魔力は高い。


・シルヴァ
長のドラゴン。セシルの母。群れの中で最も巨大で強く、水魔法・光魔法を得意とする。穏やかで優雅な風体で話も通じるが、ひとたび敵に回れば相手の一族全てを滅ぼすほどの冷酷さを持っている。末のセシルを心配している。

・シュルヴィ
セシルの従兄弟。シルヴァの妹の子。セシルを可愛がっており、呼びかけにも最も多く応じる。火魔法が得意。体格が非常によく、魔法を使わずともとても強い。好戦的。好物は牛肉。

・スピ
セシルの従兄弟。シュルヴィの弟。体躯はやや小さいが体力があり、飛ぶのが上手。セシルと仲がいい。長距離の旅などはスピが連れていく。生き物を眠らせる魔法が一番得意。好物は葉野菜。

・サヴィヨキ
セシルの兄。人の言葉を喋ることができる、知的で優雅なドラゴン。光魔法に長け、セシルとの魔力相性が良いため、しばしば融合呪文のために呼び出される。呪文の時以外にはあまり呼び出されないのが不満。好物は魔物。








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