▼モノノ怪
05/10(00:48)


慧(けい)


▼人物

　平成の世から来た妖が見えるサトリの目を持つ少女。人も小さな力の弱い妖も同じように視認してしまうのでほぼ前が見えない状態になる。そのため普段はかたく目を閉じて生活しており、唯一薬売りの結界の中では目が開けられる。
　按摩を名乗り常に目を閉じている上、薬売りに手を引かれて歩いているのが通常なので、失明していると思われることが多い。

　短くざんばらに切った黒髪と背中に紅弁慶の刺繍が入った黒マント、足袋に草鞋と動きやすい格好が好み。
　護身用に銀でできた刀を杖に仕込んでついている。魔除けの意味が強いので刀としての切れ味は悪いが、物の怪や妖が憚る程度の威力はある。その他札を筆頭に薬売りからもらった魔除けグッズがマントの下にいくつもついてる。気をつけて歩かないとジャラジャラうるさい。


▼サトリの目

　サトリの目とはこの世ならざるものを見ることができる瞳である。平成から江戸に現れた際、目々蓮に取り憑かれた女性と長く共に居すぎたために目玉を目々蓮に食われてしまった。かわりにサトリの目を与えられたため視力は回復したが、この世ならざるものまでくっきりと見えてしまうためになかなか不便だが、ものを透かして遠くを見ることもできる。

　



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