▼コナン世界でゆかいなフラグ人生
12/26(02:10)


黒澤撫子(くろさわなでしこ)

 元は女子大生だったが、ある日気がつくとコナン世界で見知らぬ中学生になっていた。トリップした直後の記憶がなく、気付いたら病院で寝ていたところからスタート。撫子は両親を事故で亡くし、自身も事故によってその時の記憶を失った悲劇の中学生である。連絡を受け、病院に見舞いに来た自分の唯一の親戚である「黒澤陣」に引き取られ、彼と共に暮らすこととなった―――という設定をこの世界で背負っている。
 コナンのことはアニメをちらっと見たことがあるくらいで、詳しくは知らない。まさか漫画の世界に来ているとは思っていないので、アニメみたいだなあと思うだけでたぶん気付かないまま。
 ともかく必死に黒澤撫子として過ごしているが、色々とボロが出ているためコナン(新一)や哀にはそこそこ怪しまれている。中学生として過ごすことに慣れすぎて思考回路まで子供っぽくなっている節がある。無駄に行動力と正義感があり、よく現場に出くわしてはコナン達にいいように使われおり、何度も何度も命の危機に瀕しているのに懲りない歩く死亡フラグ。

 自分を引き取ってくれたジンに感謝しており、ハウスキーパーが来る日以外は家事を積極的に引き受けている。日々の楽しみはご飯を作り置きして食べてもらうこと。適当に小遣いを貰いすぎているせいで最近金銭感覚が狂ってきてる。



黒澤陣(くろさわじん)

 お察しの通りあのジンさん。撫子には「見ず知らずの親戚の子供を助けてくれるとても優しく親切なお兄さん」と思われているが、もちろん慈善からではない。撫子の父親は組織の関係者であり、妻もそれを知っていた。ある情報を握ってしまったことで家族で逃亡しようとしたところを、たまたま事故に遭い死亡してしまった。
 唯一残った手がかりとして情報を引き出したら撫子を消す予定だったが、彼女が記憶喪失になっていることから処理方法をを変更。「可能な限り記憶を取り戻す手助けをし、ともかく消失を避けること」との指令を忠実に守って自身が家族を失った撫子を引き取った。加えて任務上表の顔が必要になることが増えてきたこともあり、試験的に「黒澤陣」として家族を持つことで社会的信用を獲得するという方法の一部としている。
 記憶はいつ思い出すか、そして思い出した記憶の中に組織の情報があるか、監視をかねて飼っている。ちなみに思い出したり万が一自分の正体に気づいたらもちろんすぐに殺す予定。
 




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