あるところに
お菓子作りが大好きで
夢色パティシエールという漫画にはまっている
女の子がいました
そんな女の子が朝目を開けたとき
そこは現実世界ではなく
夢色パティシエールの世界だったのです
なんて都合が良いことは、そうそう起こりません。
というかあなたは女の子という年ではありません。
「え、どないな事?百歩譲ってトリップでけへんことはええとするよ。やけどな…年のことをしゃべるな、失礼やろっ!!」
バシッ
「痛いなあ、何するんよ栞っ!!」
「何が何するんよ、だよ。あんた傍から見たら変人よー変人」
今うちの頭を勢いよう殴ったのがうちの親友の飯島栞(いいじま しおり)
うちと一緒にパティシエールをやっとる。
「ぶーぶー!別に変人でええーやー!ふふん、そないな事言わはったら今日発売の夢パティ最新刊見してあげへんさかいー」
「ごめんなさーい、裏葉ちゃん。うんうんトリップ万歳だよねっ!!」
「分かったなら宜しい」
「イラッ」
「口に出して言わんといてえな」
「はぁ、裏葉はお菓子作りになると凄い…ホントあんたのトータルコーディネートは凄いわ。食器から全部手作りとか…」
「そない?別に普通やと思うけど…作品は全部うちの手で作りたいし」
それにうちはこれでも斬生の武器庫や…
なんや知らへんけど『壺中の天(黄金のカナリア・ベアトリーチェ)』言われとるくらいやしな
因みになんでベアトリーチェか言うと、ソロモン72柱の魔人の1柱で26の軍団を率いる序列28番の地獄の公爵であるベリトからきとるらしいで
低レベルな言い争いをしてはるがうちらはこれでも××歳やったりするんよ
あと皆気づいとるかも知れんへんけど、うちは京都出身やから京都弁。
まぁ標準語も喋れるんやけどこっちが身に付いてしもてるし、詠御が言うには京都弁は萌えやそうやからな
あ、どうでもええけど栞をオタクに染め上げたのはうちなんよ
「ほなー明日持っていくわー」
「楽しみにしてる、じゃあ明日!!」
そして二人は別々に帰路についた
―――――――
「はー、ええお風呂やったー。さぁて夢パティの新刊やて読むとしよか」
お風呂から上がった瞬間すぐにベッドに飛び込み漫画を読みはじめた
フフフ…
やっぱりアンリせんせカッコ良すぎやからー!!
スイーツ王子達もええんやけど年齢的にちょいね…
あ、やていちごちゃんと可愛いなー
よし、アンリせんせのかっこよさを見るためにアニメもみ直すとしはりますかー
アンリせんせ待っててな!!
―――――――
「ふぁ〜、流石に1話からアニメぶっ通しで見るのはしんどいわ…」
そない実はずっとアニメ見てたんや(エヘ
しんどやけど充実しとったさかい良しとしはりますかっ!!
あー、うちもいちごちゃんみたいに皆が笑顔になるスイーツを作りたいなー
おん、羨ましいな…
「では我のパートナーになるのです」「え?」
不思議な声が聞こえてきてうちの意識はブラックアウトした
その先は我知らずアンリせんせいつ見てもかっこええなー
*******
誰得ですか?
もちろん私です(ry
夢パティとか需要あるのかな?
うん、ないだろな
これはただ単に壱枷がアンリ先生の事が大好きなだけです。
番外でアンリ先生が結婚したなんて認めません←
主人公は京都弁です。
しかし壱枷は京都弁わかりませ(ry
その辺は心の目でなんとか/(^p^)\
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