魔法魔術学校を作ると言って３人に会いに行ってから話はとんとん拍子に進みとうとう学校の外装と内装を決めるという位置にまできた。全てが綺麗に進みすぎているのが少々気になるがまぁいいか、上手くいくに越したことはないからな。私はリックと３人に会い色々学ばせてもらったし皆中々な性格だったな…
確か最初に会ったのはウェナだったか？ウェナというのは本名ロウェナ・レイブンクロー、何よりも知恵と探究心が凄かった。あと凄く美人な女性で初めて会った時には危うく惚れそうになってしまったよ。今では親友…いや心友と言えるぐらいの関係だと思う。

次にサラ、サラザール・スリザリン。黒髪赤目の美青年でトム・リドルは彼に似たんだと思う。猿顔だとか言われていたがそれは嘘だ。あと別に冷徹ではないと思うぞ？確かに口調はキツイ時もあるが滑稽さならリックが上回る気がしてならないのだが…

次にヘル、ヘルガ・ハッフルパフ。彼女も私の心友だ。中々の天然でいつも驚かされるがヘルの作る料理は凄く美味しい!!ヘルだけが貴族の出ではないが皆に優しくて、なんと言えばいいか解らないがいつも雰囲気を良くしてくれる大切な友人だ。

私は皆より年下で妹扱いかもしれないがそれが凄く嬉しい!!
今まで私に優しくしてくれたのは兄様達くらいだったからな…
だから私は彼等の為ならなんだってする。だから…

「レンリ〜早く話し合い始めるわよ？」

「レンリちゃーん、レンリちゃんの分のお菓子食べちゃうぞぉ」

「さっさと来い、レンリ」

「マイスイートハニーレンリ!!早ゴス…」
今リックにウェナの鉄拳が飛んだが無視だ無視。

「あぁ、今行く!!」

皆が私の名前を呼んでくれる、私はそんな皆が大好きだ。


こだわりのリアリズム

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