Break for
episode.08 (ページ3/3)

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うっとぉしい……。
相変わらず、うっとぉしい。

そんな思いに目を細めた俺にすかさず横からテンテンが、

「胃薬なら常備してるから。いつでも言って」

ため息交じりに呟いた。
テンテンも手を焼くあの二人に加えて、俺は家にもう一人、珍獣を置き始めてしまった。
名無子という名の俺の恋人役。
俺の胃は本気でヤバいかもしれない。
俺の不安に頷くように胃腸がコロコロと唸りを上げたとき、

「来たか」

リーとの体術修業に夢中だったガイ先生が動きを止め、一言呟いた。
ガイ班全員が目を向けたその先には今日合流することになっていた他班の姿があった。

「ガイ上忍、お待たせしました」

静かに告げられた到着の報告に、

「ではミーティングを始めましょうか」

ガイ先生が真面目に返した。





to be continued.
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