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episode.15 (ページ3/3)

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「カカシ先生? カカシ先生?!」
「え?」

かけられた声にハッとして見れば、

「どうしたんだってばよー? 難しい顔なんかしちゃってさ」

ナルトが俺を不思議そうに見上げてた。

「いや〜、すまんすまん。なんでもナイ」

俺はいつものようにハハッとナルトに笑いかけ、そのまま視線を前方の二人に向けた。

俺は……何を考えてるんだ。
アイツら二人が仲良くなるのはいいことだろ。
それを俺は……。
何をこんなに割り切れずに――。

目の前ではヤマトの話にうんうん頷いていた名無子がおかしそうにコロコロと笑い声をあげている。
その姿に、

『絶対に生き続けてみせます』

アイツのひたむきな声が俺の頭に響き渡った。





to be continued.
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