With
episode.10 (ページ4/4)

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私の大好きな柔らかな笑顔に、死ぬほど胸がいっぱいになる。
久しぶりに会ってもカカシ先輩は以前と何も変わってなくて、私はひどく幸せな気分で、今日、火影様から言われた自分の臨時任務体制の話をした。

「私もしばらくヤマトみたいに普通の任務を手伝うことになりました!」
「あぁ、それで暗部の格好じゃないわけね。じゃあ、もしかすると、また三人で一緒に任務に出られるかな?」

その言葉に私は笑顔でうなずいた。

「ハイ! そのときはサザンカって呼ばないでくださいよ? 本名の名無子を使ってますから」
「ん、了解。サザンカは暗部のコードネームだったからね。でも、サザンカってコードネーム、お前に合ってたから呼べなくなるのはちょっと残念だな」
「そうですか?」

私が首をかしげると、

「なんだ、お前は全然わかってナイわけねー」

カカシ先輩は相変わらず不思議なことを言って、風のように笑った。





to be continued.
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