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Boy's side-13 (ぺージ1/2)

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あれ以来、名無しに会っていない。
名無しは俺のところに来なくなった。
それでいいと納得する。
自分に納得させる。
アイツのこと、こんなにも気になる自分は正直めんどくせぇ。
会えなくてちょうどいいんだ。
ちょうどいい。
そして、このまま忘れてしまえばいい――。





俺は仕事の忙しさに感謝した。
忙しければ忙しいほど、俺の頭は楽になる。
アイツから解放されて、任務のことだけ考えてればいいんだから。
今日も俺は火影に呼ばれていた。
また任務の話だろう。
案の定、火影室に出向いた俺に綱手が言った。

「今回の任務だが」

あぁ、やっぱり。

「ある文書を砂の里に届けて欲しい。この文書を狙ってくる者もいるだろうから、しっかり頼む」

ハイハイ、わかりましたよ。
で。

「俺一人、ってことはないっすよね?」



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