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Boy's side-02 (ぺージ4/4)

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んじゃ、まぁお手並み拝見といきますか。

名無しの姿を探すと、アイツは俺がいる木からずいぶん離れた場所に降りたっていた。
しかも、木に隠れるわけでもなく気配を消すわけでもなく。
ただ、ただ、突っ立っているその様に俺は目をみはった。

――あのバカがッ!! それじゃあ敵のいいターゲットに……!!

俺は名無しの立つ場所めがけて走り出した。
その瞬間、俺の予測通り名無しの背後と横の茂みから二人の男が名無しめがけて躍りかかる。
俺と名無しにはまだかなり距離があって。

ヤベェッ!! このままじゃ間に合わねぇッ!!

俺は手裏剣を掴むと夢中で投げた。
放たれた数枚の手裏剣が彼らの足元近くで地面に吸い込まれる。

クソッ!! あたんねぇーーー!!

その時には奴らの武器は振り下ろされていて。

ザシュッ!!!

耳に届いた鋼が空気を切り裂く音と共に
名無しが
男共の武器に
飲み込まれていた――。





to be continued.

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