「あーっ、イキそう…っ!」
「あっ!やっん…!イッて…いいよっ!」
「はあっ、うっ…!あっ!出る…!」
ゾクゾクっと全身に快感が伝わっていく感覚になり、その直ぐ後に肉棒を引き抜くとびくびくっと脈を打ちるりの胸や腹に精液を飛ばした。るりはとろんとした目でぐったりとしている。遂に、セックスをした。最近店に来ていないと言っていたから、おそ松兄さんよりも早くるりとシたことになるのだろう。それが何だか下らない優越感と独占欲が胸中に渦巻いていた。早く出会ったのは兄さんだけど、今は俺の方がるりの性格も、どんな所が気持ちいいのかも知っている。
未だぐったりとしているるりに上手くも何ともないぐっちゃぐちゃのディープキスをした。るりは苦しそうだけど必死に応えてくれる。そんな所が好きだ。こんな俺を受け止めてくれる。
あー、キスマークつけてーな。けど、以前付けようとしたら仕事柄駄目だと言うので止められた事があった。
「ねえ、」
「ん?」
「付けられないじゃん、痕。」
「うん」
「なら、俺につけてよ」
るりは少しぽかんとした後、微笑して「いいよ」と俺の首元に痕をつけた。
「…しょっぱい、」