いきなり騎乗位の体勢のままで、お尻を掴まれると激しく打ち付けられた。「俺だけに集中してくれ」なんて囁かれて、その直後でこんな激しいセックスだなんて。先程まで優しい穏やかな雰囲気は何処へやら。

「ひあああっ!はっ、はげし…っ!そんなすごいのぉ…っ!」

カラ松は何も言わずに、ただただ腰を降り続けて私の子宮を抉ってくる。体力があるからこそなのか、律動の激しさや速度が私を一気に快感へと堕としていく。仰け反った私の胸元に、顔を埋めて乳首を舌で愛撫する。今ぱんぱんと激しく挿入されているのに、乳首まで攻められては感度が高まっていくばかり。ちゅううっと少し強く吸われ、私はただ喘ぐことしか出来ない。

「んああっ!だめぇ…!ちくびいじめちゃぁあ…っ!」

腟内がぎゅうっと締まってしまって、カラ松はそこで初めて「ぅあっ…」と声をもらした。突然びくびくっとカラ松の腰が震えて、気が付けば射精をしていた。私の穴もどくんどくんと脈をうっていて、知らないうちに口の端から涎が垂れてしまっていた。

「あっ、ご、ごめん…」
「え、なんで謝るの」
「俺だけ気持ちよくなっちゃっただろ、それに乱暴にして…」
「そんなことない!すごく…気持ちよかった…」

カラ松が嬉しそうに、恥ずかしそうにはにかんだ。「キスしていいか?」と聞かれたから頷くと、触れるだけのキスが唇に重なった。
誰よりも優しいカラ松も、獣のようなセックスをするんだと、男なんだと、分からせられた気がした。





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