××罰。



【story】

20xx年、
国家警察は、増加した犯罪者を取り締まる為 ある政策を打ち立てた

『harmless Flirtation〜罪のない戯れ〜』
通称“どろけい”


元犯罪者が捜査に協力し、犯罪を取り締まる。

“毒”を以て“毒”を制す

“犯罪者”を取り締まるには“犯罪者”を
……。

それが、『最善策』だと信じて……。

ーーさあ、遊戯《ゲーム》を始めようか。





【word】

■圀家警察(通称:ケイサツ)■


犯罪者を取り締まる組織。
上下階級など規律に徹底している。
なので、今回の政策には不満を唱える者も多い。


□犯罪者(通称:ドロ)□


詐欺師、泥棒、殺人者・・・
罪の軽重に関わらず罪を犯したものはこちらに分類される。

政策に参加すれば、彼らの懲役が半減するため参加者が多い。


◆第弍本帝國(政府)◆


元首である『総帥』を筆頭に國を統制している。
今回の政策を打ち出したのもこの機関。
その総帥は、近年公に姿を現していない。





【character】

:ケイサツ×ドロ:
関係者。【政策参加者】


■大羽レイ(通称:レイ)■
『なんで、こんな奴と組まなきゃなんねえんだよぉぉぉぉぉ!!』

ケイサツ側。熱血な新米刑事で、幼い頃に当時同じく新米刑事であった玲に助けられその時に憧れて刑事になった。
シオンとコンビを組む。
因みに歳に反比例して、可愛い女顔・童顔。


□猫柳シオン(通称:シオン)□
『おや?なんで貴方はそんなに怒っていらっしゃるのですか?可愛い顔が台無しですよ?クスクス』

ドロ側。
元詐欺師。甘いマスクと柔らかな物腰で男女老若問わず多くの人々を騙してきた。
レイとコンビを組む。
自身になびかないレイに興味を持ち、口説き落そうとしている。
政策には、あまり興味がない。
睡李姫は実の妹。



■光夜玲(通称:リョウ)■
『ん・・・?お前はそんなことする奴じゃないだろ』

ケイサツ側。
刑事科の部長。一那の半期上の先輩。
レイは、可愛い後輩(または、実の弟のように)として大事にしている。
しっかりしているように見えて、少し天然が入っている。
自身の信じた人や物事に関しては軸がぶれない人
真白とコンビを組む。


□湊真白(通称:マシロ)□
『だから・・・!なんであんたはそんな簡単に人を信じたりするんだよ!!』

ドロ側。
元サイバーテロリスト。ハッキングなどのネット操作が得意。
表面では、へらへらと軽薄そうな態度だが腹の中は真っ黒い。
常に、利用し利用される世界で生きてきたため他人は基本信じない。
因みに、眼鏡着用
リョウとコンビを組む。
リョウのまっすぐな気持ちに戸惑い気味。


■中智一那(通称:カズナ)■
『ひいいいい、ご、ごめんなさぃぃぃぃ!!』

ケイサツ側。
リョウの半期後輩、レイの一期先輩。
警察と呼ぶにはおおよそ似つかわしくない気の弱い青年。
交番勤務に甘んじていたが、急遽の移動で刑事科に配属。
睡李姫とコンビを組む。
実は睡李姫とは、以前からの知り合いで一方的に好意を向けられている。
やるときは、やる男・・・・だと思われる。


□睡李姫(通称:ヒメ)□
『うふ、待って!!私ずっとカズナに会いたかったのよ!もう離さないわっ!!』

ドロ側。
元違法薬物販売者。独自に人体に害のある薬物を製造して販売していた。
マッドサイエンティスト。
カズナとコンビを組む。
カズナとは昔一度だけ会ったことがあり、それからずっと彼のことを思い続けている。
若干、ヤンデレ気味。
兄にシオンがいる。お互いに持ちつ持たれつな関係の兄妹。


■結布稀紗(通称:キサ)■
『寝言は寝て言いなさい、むしろ喋るな、永久に』

ケイサツ側。
刑事科の女課長。レイとは同期だが先に出世。
しっかりした女性で現実主義者。
他人にも自分にの厳しい。
一琥十とコンビを組む。
ひそかに可愛いものなどが好きだが、周りには秘密。
生活安全課のASMを慕っている。


□一琥十(通称:ジュウ)□
『ああん??なんだこの尼!!・・・は?なんだよ、なんか間違ってんのか?』

ドロ側。
元ヤクザの組員。銃刀法違反や殺人未遂などの罪により服役。
人相が悪く、まさに893顔。
言動が単発的であんまり後先を考えない性格。
キサとコンビを組む。
よく二人で口げんかをしている。
(しかし、ジュウ自身はひそかに淡い恋心を抱いている)


■深森奈樹(通称:ナジュ、またはミモリン)■
『ミモリン〜、今から歌うの♪みんな〜ミモリンの歌しっかり聴いていってねぇ〜☆』

ケイサツ側。
現人気アイドルで一日署長さんとして勤務を行った際に、その能力が買われ署長から直々に非常勤の『交通課』に特別配属された。(実際は、署長のおふざけであると陰口を叩かれている)無邪気で天真爛漫な性格で彼女のその性格と歌は交通課の名物。
柚弥とコンビを組む。


□柚弥(通称:ユーヤ)□
『ミモリン・・今日も超絶可愛いんだぜ!!結婚してくれっ!切実にっ!!!』

ドロ側。
元アイドル専門の泥棒。(グッズなど)
ナジュとコンビを組む。
ナジュの大ファンで、コンビを組んでからはマネージャーのように彼女の身の回りの世話をしている。
普段は冴えないヲタクスタイルだが、ちゃんとすればカッコいいらしい。
今の現状に満足していて、むしろ政策とかナジュが危険な目に遭うから・・・という理由で反対らしい。



:ケイサツ×ドロ:
関係者。【政策関係者】


■山原晴樹(通称:ハルキ)■
『ははは!!今日も良い天気だ快調、快調!!さあ、諸君本日も元気に行こうじゃまいか!!なんっつって!がははははは!』

ケイサツ側。
豪快で色々と大ざっぱで大胆な性格の一応署長(警察トップ)
結構思いつきで周りを巻き込むトラブルメーカーな人
結婚していて、愛妻家。その妻は生活安全課のASM。


■ASM(通称:アスム)■
『HEY☆ダーリン本日もベリーナイスなテンションネ!MEもHAPPYナリネ!!』

ケイサツ側。
帰国子女の生活安全課の婦警さん。
帰国子女なのでどこか可笑しい言葉づかいをする。
夫は署長のハルキ。常に夫に負けず劣らないはちゃめちゃなテンションの持ち主だが、不思議と周りに頼られている。




:ケイサツ×ドロ:
関係者。【政策参加者/関係者。/探索者。】



□みんと(通称:ミント)□
『うううううう!!!!兄貴ぃぃぃぃぃ!!なんで、あんな奴と兄貴が一緒にぃぃぃ!!アイツほんまにぶっころっすぅぅぅ!!!』


シオンを『兄貴』と慕う第一舎弟(自称)
シオンの右腕となるため日々悪事に身を染めているが、全くと言っていいほど相手にされない。
性格は子犬のように感情表現が豊かで、ちょろちょろ動きまわるのが常。
今回の政策に駆り出されたシオンが心配でひそかに見守って(ストーカーして)いる。
陽真とは幼馴染。



□壬生陽真(通称:ヨーマ)□
『ミンティ〜、ちょい声でけぇよい。もうちょい静かに・・・あ、走ってった・・・。はあ、しょうがないさねぇ・・・・』

ミントの幼馴染として、ミントの暴走を抑える係。
常にローテンションでやる気なさげな態度。
ミントに恋心を抱いているが全く気付いてもらえず最近は達観してきた。
シオンは、純粋に兄貴のように慕っている。



■るった(通称:ルッタ)■
『スクープ!スクープ!!これは、紙面大見出しの特大スクープなのよ!!ああつ、ネタがアタシを呼んでるわ!!』

新聞記者。特ダネを探して単独で今回の政策のことを嗅ぎまわっている。
好奇心旺盛で猪突猛進でよく肝心なところでドジをする。






:ケイサツ×ドロ:
関係者。【政策/反意見者。】


□萩滴綾(通称:アヤ)□
『下らねえ、サツの野郎に尻尾振って飼いならされるくれぇなら・・・俺ぁ死んだ方がマシだぜ』


現在勢力を広げている重犯罪者たちを束ねるグループの筆頭。
ケイサツを極度に嫌っており、今回の政策をぶち壊そうと画策している。
ジュウとは、旧知の仲である。

□東雲ルキ(通称:ルキ)□
『アヤさん、あやつらはどうされるおつもりですかい。・・・全殺し、しますか?』

アヤの右腕的なポジションの人物。
アヤに絶対的な服従をしており、アヤのためなら文字通りなんでもする。


□鈴雲璃音(通称:リオン)□
『・・・・アヤ兄、東・・十時の方角・・・来たよ・・・あいつら』

アヤと義弟の契りを結んでいる少年
極端に無表情で普段は何を考えているのか分からない。
ルキと同じくアヤのためなら何でもやる。


:ケイサツ×ドロ:
関係者。【政府側】


◆灰原海依(通称:ミヨリ)◆
『ダメね・・・私がもっとしっかりしなくてはいけないのに・・・。』

政府の頂点に君臨する、総帥の妻。
実は、表立っての事務処理や政策は彼女が行っている。
(真実は、総帥は既に病で亡くなっておりそれを国民に知られないためにひた隠しにしている)気丈で凛とした女性。


◆氷夜(通称:ヒョウヤ)◆
『・・・奥様、大丈夫です。わたくしがお側に・・・』

ミヨリの秘書のような仕事を行っている。
優しげで誠実そうな青年だが、実は・・・


◆桐谷ひすい(通称:ヒスイ)◆
『僕は・・・、僕はこの國を・・・救いたい!!』

この國の第一皇子。
ミヨリの息子。
正義感溢れる青年で、國のことを第一に考えている。
しかし、自身の思うとおりにならない現実に憤りを感じている。


◆七瀬伊月(通称:イヅキ)◆
『おにいさま・・・イヅキも、おにいさまのかんがえるせかいを・・・みてみたい』

この國の第一姫。
ミヨリの娘で、ヒスイの妹。
純粋無垢な少女でお兄さんっ子。難しいことは分からないが、兄の味方でありたいと思っている。





―――――果たして、そこに『未来』はあるのか・・・。






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