今は亡き先代城代さま。

中智一那


『やれ、踊れや唄えや。限りある人の世を往生して楽しむが良い』

先代城代で姫の父であり、まるもじの夫。数年前、病で召されたが大変懐が厚く、情があり、民や従者たちに好かれ慕われる人物であったようである。そのぶん、茶目っ気と遊び心があり自ら率先してそれに興ずるので少なからずそこは姫に受け継がれている。
愛妻家で妻と娘は本当に大事にしていた。



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