天然な奥方さまと策士さま。

まるもじ


『あらあら、みんな今日も元気ねえ〜。ついうとうとしちゃうお天気だわ』

先代城代の奥方さまで姫の母。(通称『奥方さま』)どこか世間ずれしているおおらかな優しい雰囲気の女性。生まれは、公家の由緒正しい家柄の出だがあまり気取る事のなく常に慈悲のある優しげな眼差しと笑みを浮かべているため場にいると安心感がある。
先代城主に嫁いだ先も色々と苦労はあったようだが、持ち前の性格と気丈さで切り抜けてきたらしい。意外に周りの変化や気持ちの移り変わり等に敏感でルキの心の支えになっていたり龍の相談に乗ったりしている。だが、自身の事に関しては鈍感な為ひょーやの思いには全く気付いていない。



吉宮ひょーや


『ふん、諸大名風情が私の策に及ぶものか・・・、・・って、ま、まるさま!!いつからそこに!!?』

城内の家老の中で最も権力のある人物。表立っての政策等は彼を通じて行っている。
先代城主とは、竹馬の友(盟友)であった為信頼も重きに置かれていた。
機転もきき澱みない効率的な策を立てる策士であり、諸外国でも評価が高い。
まるもじが、先代城代に輿入れした際に一目ぼれしておりそこから叶わぬ恋心を抱いているがまるもじには一切気づいてもらえない。姫は、自身の妹のように大事にしている。
一人将棋を打ちながら、独り言を呟き政策を立てるのが常なのでその状態の際は周りが見えていない。周りからは、厳しいイメージを持たれがちだが小動物が好きでよく庭先意に来る子猫を餌付けしていたりする。






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