お転婆姫さまと教育係。

るき

『もー!!龍は毎日小言ばっかで五月蠅いわ!!偶には、違う話をなさい!』


先代一那城主の忘れ形見の姫君。
性格は極めて勝気で自由奔放で天真爛漫で城中での呼び名は『お転婆姫』。(あだ名は、そこからとって『きんぴら姫様(ひいさま)』←)姫として云々よりもまだまだ遊びたい盛りの少女で着物のまま木に登ったり、勝手に城下にでかけたりと教育係りの龍を毎度毎度困らせるのが常。(そして、龍に幼い頃より恋心を抱いている)好きなものは、甘いモノと楽しいこと。
また、城下の町民たちにも慕われている。行動力もあり頭の回転(悪知恵?)もあるので「これでもっと落ち着きがあり、男(おのこ)であったなら一国一城の主として大成するであろうに…」と言われる程の人物。(しかし、姫であるためいずれは別国の城代に嫁ぐ)


蒼司 飛龍


『姫様・・・、全く貴方は一国の姫としての自覚が足りません。このままでは、この龍先代様に申し訳が立ちませぬ』

姫の教育係を先代城主から任された青年。
寡黙で真面目な性格で、城内の切り盛りを一人で請け負っている為他の家中からの信頼も厚い。元々、家が取り潰しに遭いその最中先代城主である一那に従者に取り立てて貰った為一那の命には絶対に従う。
幼い頃より、姫と共に育った為姫からは『龍』と呼ばれる。
毎度毎度、破天荒な行動にでる姫に頭を悩ませている苦労性。ひょーやを密かに尊敬している。姫の事は、先代から任されていることだから・・・とは考えているがそれとは別に恋心に近い思いを抱いているのに気付いていない。
また、武芸や舞踊に秀いでており暇な時は三味線を奏でるのが心の安らぎ。
また、因みに酒豪であるため毎回宴会等では彼一人で飲み続けている。





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