character

【吸血鬼達と追うモノ】


吸血鬼。…人間の血を吸う事を生命源とする不死者。
また、血を吸われた人間は彼らの仲間になる(吸血者の意志により)
霧化したり、動物に変身出来たり、腕力が人間より遥かに超えたり、催眠術が使えたり・・・と超人的な能力を持つ。
日の光が苦手で日中はあまり活動出来ない。(日焼け止めクリーム必須)←
色白で体温が低い。
また、銀や十字架等が天敵。(にんにくは、匂いを嗅がなければ平気)
美麗な容姿のモノが多い。





ヒョーヤ・吉宮


『ボクは、何故ボクがボクなのか思い出すことが出来ない。・・・それを思い出す為に此処に居るの・・かもしれないな』
『・・・サア、血の宴"を始めよう・・・。踊り狂う生贄は無論、お前達・・・人間(エサ)だ』



CV≫吉宮 ひょーや


孤高の吸血鬼達のリーダー格。
戦闘能力やカリスマ性を持っていて堂々たる振る舞いはまさに統べる者。
服装は、中世の貴族のようなきっちりしたものか近頃は髪を上げてスーツ姿が多い。
中性的な容姿をしていて、瞳は血も凍るような鋭く光る金色、髪は薄い水色をしていて老若男女が見惚れる風貌。数百年の時を生きてきた・・・らしい。紳士的で、女子供に優しく、弱きものを愛でる菜食主義者。(なので、あまり自身から積極的に吸血行動をしない)しかし、彼の纏う独特のオーラからか彼自身に動植物が寄って来ない為少し残念に思っている。仲間内には、情をかける性格でヨーマやサクヤを自身の家族のように大事にしている。若干、世間ずれしていて天然が入っている節がある。(『な、なんと・・・火をおこさずに料理が・・・』←コンロに感動を覚え中)
性格は、至って現実的主義で割と温厚。しかし、目的の為ならどれだけ血を流しても良いという面も持っている。
生まれついての吸血鬼ではなく、意図的に生まれた存在。しかし、自身が吸血鬼になる以前の記憶を失っている。(自身の名前以外を)その為、その手がかりを探す為に仲間を引き連れて旅をしている。



ヨーマ・壬生


『ヒョーヤ様・・・、わたくしはずっと貴方様のお側におりますわ。
だから・・・、安心してください』

『おのれ・・・、ヒョーヤ様を侮辱し恥ずかしめたその所業・・・このヨーマ決して許さぬ・・・その命をもって償え!!』


CV≫壬生 陽真

幼い少女の風貌をした吸血鬼。
普段はゴスロリチックな装いをしていて女の子らしい服装を好む。
ふわふわの亜麻色の短髪にリボンをしている。(髪に付けているリボンはヒョーヤから貰ったモノを大事に使っている)
また、黒い日傘と手袋をしている(日に触れない為)
吸血鬼達の中で紅一点。
親を亡くし一人路頭に迷って死にかけている所をヒョーヤに拾われそこから彼の信者になる。
(その際に、ヒョーヤに吸血鬼にされる)
ヒョーヤを心から慕っており、絶対の忠誠を誓い信頼を持って仕えているまた彼以外は塵屑当然という考え方をしている。
自身よりも、ヒョーヤを侮辱されたり軽んじられる事を最も嫌う。
戦闘能力は、仲間内で最も低いがその分その容姿を利用して相手を油断させて攻撃する
短剣等の道具を使う事もある。また、情報収取も得意。家事が得意でヒョーヤの身の回りの世話は彼女が一人で行っている。最近はお菓子作りがブームらしい。自身の欲望に正直なサクヤには、ヒョーヤに迷惑をかけているからとあまり良く思っていない。



サクヤ・天方


『クツクツクツ・・・、てめえのその目・・・いいねええ・・・ぞくぞくすんぜ。』

『ああん?・・・そうか、てめえはこの俺様の弟だった"ヤツか・・・あまりに弱すぎて忘れてたぜ』


CV≫天方 朔夜

吸血鬼達の中で一番戦闘や殺戮に好奇を持っている男。いつも不敵な笑みを浮かべている。
強いモノに惹かれ、血を浴びることを、最高の悦びとしており自ら進んで殺戮を行う為にヒョーヤ達も手を焼いている。好物は肉と白米。吸血鬼に珍しく、自ら銃を戦闘に好んで使用する。
因みに、彼も元は人間で傭兵だった。その際に、ヒョーヤと出会い戦いに負け吸血鬼になる事を志望。(今でもこっそりとヒョーヤとの再戦を目論んでいる)
元々、暗殺稼業の家柄で実力主義の家に飽き飽きし、一族を皆殺しにして家出した。
基本的に、弱いモノにはとことん興味がなく実の弟であるシキを吸血鬼にしたのもいつか自分と張り合えるモノになるかもしれないという興味から。
服装は、軍役時代のものを自分なりに着崩して着ている。しかし、日に焼けない為に、首にスカーフと皮手袋、全身に包帯を巻いている。一族のしきたりからか右頬に十字の刺青と左右が紅と黒のオッドアイ。髪色は、真っ白。また、音楽を心から愛しており鼻歌を歌いながら戦闘をする事が多い。
ヒョーヤとは裏腹に、何故か動植物や子供に好かれやすい(本人は不本意)





シキ


『オレは・・・、もうお前を兄だとは思わない・・・!!この世からお前らを残滅してやる・・・肉片残らずな!!』

『兄さん・・・、兄さん兄さん兄さん兄さん・・・もう、兄ではないけれど・・・嗚呼、なんで・・・、オレ達はこんな事になってしまったんだろう・・・』

CV≫志軌

サクヤの実の弟。幼い頃から、強い兄に憧れていたがとある日に自身を残して兄が一族を皆殺しにして自身を吸血鬼化させてことにより憧憬が憎しみに変わる。
今は、憎しみの対象である吸血鬼達を狩りながらサクヤの行方を追っている。
サクヤに付けられた頬のバツ印の傷が印象的。風貌は、兄であるサクヤと瓜二つだがオッドアイではなく両目とも黒色で髪も同色である。
服装は、トレンチコートを羽織っているがその下は民族衣装で武器等もそこに隠している。人相や表情を隠す為に帽子を深く被っている。
態度が横柄で中性的な容姿な為によく人に絡まれるが、返り討ちにしている。
復讐にひた走るが為に性格が歪んでしまったが、本来は心の優しい温厚な少年である。
今回、探偵であるルキにある依頼をするが・・・?






【探偵と助手と細君】





ルキ・シノノメ



『よしっ!わとそん君、事件だ!!事件の匂いがするぞ!!事件・・・、すなわち探偵である私の出番だ!!』

『最近君は、細君の話ばっかりするね・・・。いや、いいんだ、いいんだ愛妻家である君は尊敬しているし、私も君の細君が好きだが・・・うー・・・』



CV≫東雲 ルキ

好奇心旺盛でいつも騒がしい私立探偵を開いている少女。
実家は、割と裕福で放任主義らしいので好き勝手がきく。
某有名な探偵の遠い子孫らしく、自身を『ほーむず』と呼ぶように強要する(が、誰も呼ばない)いつも、ぶかぶかのトレンチコートにショートパンツに帽子、玩具のパイプをくわえている。よく動く金髪のツインテールが特徴的。自身の興味のあることには、殊更首を突っ込んで引っ掻き回す。絵を描くのが好きで特に人物画を得意としモンタージュ作成に力を注ぐ。変装は自称得意(だが、周囲にはばればれ)
頭の回転は速いく知識量も申し分ないが、運動がまるでだめでてんでにぶい。
最近は、少しでも背が伸びるようにと牛乳を飲むのが日課。(しかし、ヤ○ルトの方が好みらしい)
助手である、紫苑は幼馴染(紫苑の方が、9つ程上)で彼を某助手に例えて『わとそん君』と呼んでいる。
紫苑が、結婚してからはあまり自分に構ってくれなくなったので不満らしい。
中智の小説のファンでもある。



紫苑・ヒロセ


『・・・誰がわとそん君だ。・・・はあ、いい加減お前の我儘に俺を巻き込むな。』

『別にアイツ自体が嫌いな訳ではないんだ。・・・でも、何故かアイツの周りには吸い寄せられるかのごとく厄介ごとが降ってくる。それを対処するのはいつも俺なんだよ・・・』


CV≫広瀬 紫苑

幼馴染であるルキに無理矢理探偵助手にされた不幸な青年。
彫の深い顔で明るい碧の瞳にグレーの短髪、長身の好青年(ただし、仏頂面に髭面)
実家は、医者の家系で本人も医者。
軍人を辞めた際に、妻を娶り家庭に入る。(実家もその際に継ぐ)
軍役時代に足を痛めたので、杖代わりに仕込み杖をついている。
生真面目で割と体力馬鹿なので、ルキとは正反対だがそこが合うようでよく彼女に首を突っ込んだ事件に巻き込まれる。学はあるが自身の専門分野以外はてんで駄目。因みにヘビースモーカーだったが、結婚してからは煙草は一切吸っていない。
なんだかんだでルキをほおっておけないのは実の妹のように大事にしているからである。
愛妻家で妻も大事にしている。腕っぷしが強いが、酒と女性に弱いという弱点がある。
甘いものが実は好きで、チョコレート屋巡りをひそかにするのが趣味。




モジ・マルイ



『あらあら、あなた。そんな邪険にするのではないわよ。
ルキさんだって悪気があって言っているのではないのだから』

『不思議な縁ですわね・・・わたしたちのご先祖様は宿敵同士でしたのに、今ではわたしはその宿敵の相棒の妻をやっているなんて・・・うふふ、本当に不思議』


CV≫まるもじ

賢妻と称される程の、機転が回り朗らかな紫苑の妻。
お淑やかでピアノが得意なまさに淑女。ウェーブのかかった茶色の髪を纏めている。
裁縫も得意でよくルキや紫苑の服を繕ったりもする。
常に笑顔だが、怒らせると怖いらしい(若干腹黒い?)
実家は、代々学者の家系。彼女自身も大学の講師をしていた。(専攻は、生物学)
チャレンジ精神が豊富で料理と称して、様々な危険な物体Xを生み出す危険な面もある(被害者は、主に紫苑。ルキは何故か平気らしい。)
その際に当時学生だった紫苑と出会い恋に落ち、結婚した。
ルキの事は、自身の妹のように大切にしている。(と、同時に夫と無茶ばかりする二人をいつも心配している)
どうやら、彼女の祖父の家系が某教授の子孫らしいが・・・?




【お嬢様】




アイソラ


『皆々様、ご機嫌麗しくって?わたし?勿論素晴らしいわ!こんな素敵な殿方たちに出会えるなんて!!』

『一度きりしかない人生だもの、自分のおもうとおりに好きなように後悔しないように生きなきゃだわ。あら、わたし何か間違った事言ってるかしら?』


CV≫aisora

大富豪の一人娘で所謂お嬢様。
なので、ルキとも面識がある。(心の友とかいて、親友である)
ストレートの赤みがかかった髪をポニーテールにしている。
『皆々様、ご機嫌麗しくって?〜』が口癖。(この言葉で毎回現場に乗り込んでくる)
乗馬が趣味らしくよく馬に乗り乗馬スタイルで乗り込んでくる。
警察にも何らかのコネがあるらしく調査情報をよくルキに横流ししている。
性格は、活発で行動的社交的。また、めんくいでイケメンや『面白そうな』男性に目がない。夢見がちなところがあり、いつの日が自身を白馬に乗った王子様が迎えに来ると信じている。自身の興味のあることには殊更ご熱心でその点は、ルキと気が合うらしくすっかり意気投合している。『人生を悔いなく生ききる』がモットーで時に大胆な行動をして周りを沸かせる。因みに、変装や演技が得意な為によく潜入捜査としゃれ込むがルキと違い周りに気づかれない。
今の興味のあることは、最近起きている『大量無差別殺人事件』と『吸血鬼』。




【作家と恐妻】




中智 一那


『事実は小説より奇なり"というだろ?私は、その真相が知りたいだけなんだ』


『なにがどうなっている・・・!?一体・・この結末はどこへ行こうというのだ・・・。え、あ・・・我が妻よそんな冷たい目で私を見ないでくれ!!』



CV≫中智 一那

自称、著名な作家。
自分の作品に大きなプライドを持っており、作品に対する愛が大きい。
実際は、細々と物書きをする作家。ぼさぼさの白髪交じりの黒髪そり残した髭面に古びた半纏に瓶底眼鏡に猫背というまさにひきこもり生活者の風貌である。
元々日系人だが作品作りと称して全国を放浪の旅に出る。その際に立ち寄った街で起こった事件を題材に話を書く。あまり対人関係が得意でない。
作業に熱中すると周りが見えなくなり、寝食を忘れる。(その際に、ぶつぶつ独り言を言いながらにまにま笑みを浮かべるので離れの部屋に隔離される)
妻は、元編集者。その為、妻であるもぐらには頭が上がらない。
現在では、その筋では有名な作家として語り継がれている。



もぐら


『はあ・・・、だからお前は駄目なのだ。いい加減学べばいいのだよ』

『いい加減現実逃避してないで、現実(こっち)に戻ってくるのだよ。原稿と締切は逃げてくれないのだよ』


CV≫もぐら


元編集者である中智の妻。漆黒の髪をおかっぱにしていて和服を凛と着こなしている。
作家である中智の才能を見出し、作家としての道を開かせたのは彼女の実力。
普段は、ポーカーフェイスで酷い毒舌吐き。(若干S?)
中智の妻となった際に仕事は退職したが、今でも彼女を慕って訪ねてくるものも多い。
恐妻として称される程、中智に対して厳しい(しかし、それは彼の為)
男勝りで、言葉づかいも古めかしい。男であったらもっと出世できただろうに…との好評価である。
元々旧家の生まれなので、華道・茶道をはじめ武道にも通じている。
(他にも、薙刀、弓道、剣道等)放浪の旅に出た中智を監視するために、後々追跡してきた。







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