SE:積み木で遊ぶ?
元首01「ロンドン橋落ちる 落ちる 落ちる
ロンドン橋落ちる 可愛いお嬢さん どうやって建てる 建てる 建てる
どうやって建てる 可愛いお嬢さん 金と銀で建てる 建てる 建てる
金と銀で建てる 可愛いお嬢さん 」
【鼻歌を歌うように/鼻歌でも可】
元老01「オヤオヤ、姫様。積ミ木遊ビデスカナ?」
元首02「しーっ♪今、イイとこなんだから★
金も銀も持ってない 持ってない 持ってない
金も銀も持ってない 可愛いお嬢さん
あーあ」
SE:積み木が崩れる
元首03「…壊れちゃった。」
ME:作品を象徴するテーマ
月光01『月光玲華【ゲッコウレイカ】第四話、《狂想と終焉への前奏曲【プレリュード】》』 【タイトルコール】
月光02「っ、ごめ、なさい…。戦いの中だって言うのに、泣いたりなんかして。もう、大丈夫だから」
如月01「いんや。気が済むまで泣けばいい。今はまだ待機中だし、それに敵の本拠地に入ったらそれどころじゃねえからな。オレも、改めて月光に話せてよかったよ」
月光03「…如月…」
如月02「あー…、にしても、先陣からの連絡が来ねえなあー。あいつらマジで、遠足気分で行きやがったのか?」
【前半は、照れ隠しで】
月光04「(先陣は、…確か、チユと、コウタロウさん…よね。)ねえ、あの二人って」
如月03「ん?ああ、チユはああ見えて元亡国のスパイ員、まあ、軍人みたいなもんだから。戦闘能力にかけちゃあエキスパートだぜ。…コウタロウは、まああんま経歴とか教えてくれないけど、生半可な奴には負けないと思うよ」
SE:通信機が鳴る
如月04「おお、噂をすれば、だ。はい、此方、如月・月光ペア。そっちはどうだ?」
コウタロウ01「…き、如月…さん、あ、の…」
【ノイズ混じりで聞こえにくい】
如月05「んー?上手く聞こえねえ…。すまん、コウタロウ!もうちょい、精度上げて話してくれー」
コウタロウ02「て、敵が…、此方に内部に…内通者、が…う、うわぁぁぁぁ!!」
SE:何かに襲われる?音
SE:通信切れる
如月06「おい!コウタロウ!?応答しろ!!コウタロウーーー!!…切れた、」
月光05「…“内通者”…、って切れる間際に言ってたわね。」
如月07「ああ…、でもこっちじゃ判断付かないな。一旦、基地に戻るぞ。
コドウ・セーラ・ソウマと合流すんだ」
SE:駆け出す
SE:電子音【警戒アラームのような】
コドウ01「なんだ!いきなりどうしたんだ!!」
ソウマ01「分からないよ!いきなりこの基地の全システムが異常を示し始めて…。
こんなこと出来るのは…よほど、この組織内の構図を熟知した人物。それも、幹部レベル…いや、でも」
コドウ02「俺たちの中に内通者が、いるってことか?!」
SE:机を叩く
ソウマ02「今の時点では分からないよ!!でも、可能性としてあるってだけで」
セーラ01「今は、可能性の問題を話している場合ではないですわ。私たちに今出来る事をしましょう。コドウ、この状況を如月、月光さん、チユ、コウタロウさんにお話しするのですわ」
コドウ03「わーってるよ!今やってる!!…くっそ、出やしねえ!あいつら、無線には出ろって言ってんだろいつもよぉぉぉ!!」
SE:扉が開く
如月08「コドウ!皆!!」
セーラ02「如月!無事でしたのね。月光さんも?」
月光06「うん、私も無事よ」
コドウ04「一体全体どうなってやがんだ。如月さんよぅ。こっちは、なんか突然この組織内のシステムをジャックしようとしやがる野郎がいるみたいでよ、今ソウマとセーラとで応戦してんだが…。どうも、内部の人間の仕業らしいんだわ」
如月09「こっちも、さっきコウタロウから無線で連絡が来て…どうも、その内通者に襲われたらしい。」
セーラ03「なんですって!なら、…」
SE:立ち上げる
ソウマ03「そんな!チユ…チユは無事なの!?」
月光07「…分からないわ…。無線から聞こえてきたのは、コウタロウの声だけだったもの…。」
コドウ05「システムに詳しくて…、内部の人間…、コウタロウはそいつに襲われた…」
ソウマ04「……コドウ、…もしかして、チユを疑ってるんじゃないだろうね」
コドウ06「あ?俺は、可能性の問題を考えてるだけだ。“もしも”の場合、それも考えないと…」
SE:掴みかかる
ソウマ05「チユはそんなことしない!!片割れであるこの僕がそれを証明する!!」
コドウ07「…断言なんかしてねえだろうが。…でも、もしもの時は…」
SE:銃を握る
如月10「やめろ二人とも!!ここでさらに仲間割れしてどうするんだ!」
SE:アラーム音
月光08「な、なに??」
セーラ04「誰かが、門の前に…これは…」
ソウマ06「チユ!?チユ!!」
SE:駆け出す
コドウ08「お、おい!こら待て!!ソウマ!!」
セーラ05「私たちも行きましょう」
月光09「…うん…」
如月11「…月光?どうした??」
月光10「ううん、なんでもない…(なんだか、この映像のチユ…厭な予感がするわ)」
SE:駆け寄る
ソウマ07「チユ!!もう大丈夫だよ、チユ!此処は、安全だから。僕もいるよ」
チユ01「………」
コドウ09「っ、はあはあ…、ソウマ、ちょっとチユから離れろ。」
【前半、若干息切れ】
ソウマ08「なんでだよ!チユなんだよ?!ほら…こんなに、汚れて…怪我とか、」
チユ02「に…げて…」
ソウマ09「え?」
SE:銃音
SE:倒れる
如月12「ソウマ!!」
コドウ10「…やっぱ、てめえが…」
セーラ06「コドウ!お止めなさいまし!!何やら、様子がおかしいですわ」
SE:ワイヤーが動くような
チユ03「い…や…、チユ…こんな…こと、したく…ないよ…ソウ、ま…ソウマ……」
【何かに操られているような】
月光11「チユ…。っ!」
【後半、何か覚悟を決めたような】
如月13「っ!?月光!?止めろ!!」
SE:銃声
SE:糸が切れるような
SE:倒れる
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