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あくまでユーリ=わたし。エステルおっさんがいなくなってしまう未来のわたしの気持ちをユーリに表現してもらう。

「…はあ」
「あら、貴方が溜め息だなんて珍しいわね。どうしたの?」
「…ジュディ、これ、読んだか?」
「これは…攻略本、かしら」
「そうだ。何年か前のコラボの為に買ったVの攻略本なんだけど…これの先を見たら俺、もう足が進まなくてな」
「何か悲しいことでも書いてあったの?」
「悲しいも何もつらすぎるぜ。まさか最愛のエステルとおっさんが纏めていなくなっちまうなんて泣くしかねえだろ」
「あら、普段戦闘に参加出来ない私にとっては嬉しいことだけれど」
「ジュディお前考えてみろ!回復役がいなくなるんだぞ!?」
「カロルがいるでしょう?」
「そうだけど…!何かが違うんだよ!活心エイドスタンプ!って言われてもピンとこねえんだよ!聖なる活力、ここへ…若しくは愛してるぜー!が聞こえないと回復した感じがしなくなっちまったんだよ!」
「…重症ね」
「それにジュディ、エステルとおっさんがいなくなっても俺ラピードリタカロルのメンバーになるから、待機よろしく。糠喜びさせちまって悪ぃな」
「…円月・鳶!」
「!」


みんな好きなんだけどね、V。ジュディスちゃんもかっこいいしパティちゃんも端っこでがちゃがちゃなんかやってるのを見てメンバーいれたいなあとか思ってる。しかし暫くエステルおっさん抜けるってきつすぎる。完全回復役がいないってのはしんどいし、おっさんを動かしてるわたしからしたらユーリ操作に戻るのがブランクがありすぎて泣ける。やっぱりね、主人公は余程のことが無い限り離れないからゲーム下手なわたしみたいなのは主人公動かした方がいい、ってのはわかってるんだけど未だに学ばないよね。今まで何度も同じ罠にかかってるってのにね。たぶんこれからも学ばないよね。


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