太陽が落ちたらサヨウナラ
2011/12/03 15:10

大して意味もない会話集

「なあ樹」
「なんだよ、リーバー」
「なんで科学班にいるんだ?」
「なんとなく。いたら邪魔か?」
「いや別に邪魔じゃないけど」
「じゃあここにいる」
「はあ…、まあ好きなだけいたらいいさ」
「おう」

「あ、富松。久しぶりだね」
「夕空先輩!なんで中等部にいるんですか?」
「ちょっと色々あってね。富松、元気そうでよかったよ」
「先輩こそお元気そうでよかったです」
「神崎と次屋は元気?」
「相変わらずです。そういえばあいつ等見てませんか?」
「…苦労してるね。私は見てないなあ」
「そうですか。ありがとうございました」
「……富松、相変わらず保護者のままだね」

「そういえば前から聞きたかったんだけどさ、うん」
「なあに、いきなり」
「火樽は傀儡だろ?傀儡として活動してないときってどうしてるんだ?」
「巻物に収納されてるけど?」
「そうじゃなくて、巻物の中ってどんな感じなんだよ、うん?」
「意識ないから何にも感じないなあ」
「面白くねーな、うん」
「それはそれは、申し訳ない限りだね」

「ごめんって、呼吸」
「………」
「呼吸のだとは思わなかったんだ」
「……ハチのばかー」
「許してくれ、この通りだ」
「……わたしのフルーツ寒天」
「だって美味しそうだったんだ!」
「美味しそうなのは当たり前だよ、試ちゃんが作ってくれたんだもん」
「代わりに一緒にアイス買いに行こうぜ、勿論俺の奢りで!」
「…ハーゲンダッツのチョコチップでなら、許したげる」
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