きっとたった一つの
2011/06/18 23:32

無条件戦争であんまり絡みのない組み合わせやサブキャラの小ネタをば。
行数の問題で詰めて書きます。悪しからず。

その1 試と鉢屋

「なあ、夕空」
「なに、鉢屋」
「暇だ」
「知らないよ。竹谷とか不破のところに行けばいいじゃない」
「二人とも委員会。兵助も勘右衛門も委員会」
「…資料探しに忙しいんだけどな」
「私が手伝ってやるから終わったら遊ぼう。直ぐ終わらせてあげる」
「……とろくて悪うございましたね」
「いやいや?夕空はマイペースだからな」
「(こいっつ…、皮肉を受け流すの上手過ぎてムカつくわー…)」
「…夕空って中々分かりやすい性格だよな」
「それ、馬鹿にしてるんだよね?」
「いや、この上なく褒めてるけど?」
「(駄目だ…。不破と同じ顔の癖に飄々とし過ぎてて泣きそう…)」

>>試は皆とそれなりに絡みがあるので比較的少ないのが鉢屋でした。
 この二人は書いてて楽しいです^^
 じゃれ合いが大好きです。楽しい。

その2 呼吸と久々知

「久々知くんはなんでわたしと世界ちゃんの見分けがつくの?」
「………?」
「どっちか分からないって、よく言われるんだけどな」
「…どうして分からないんだ?こんなに分かりやすいのに」
「わたしも知らないけど、お顔だけならよおく似てるもん」
「そうか?」
「うん。ね、久々知くん。教えて教えて」
「…んー。弐影さんはからっとで、世界はふわっと?」
「抽象的だね」
「ん、そう?」
「うん」
「じゃあそれでいいや」
「(何がいいのか分からないけど、うん。試ちゃんと久々知くんが仲良いのがよく分かったかな…)」

>>この二人はあんまりにも合わないので避けていましたが挑戦してみました。
 そして見事に撃・沈☆
 もう会話が全然続かないという残念な感じになりました。

その3 世界と尾浜と竹谷

「よお呼吸!」
「え…ごめんね、わたし世界、です」
「え…、……!悪ぃ!悪かった弐影!」
「あ、や、そんなに謝らないで…!わたしから声を掛ければよかったのに、掛けなかったわたしが悪くて、だから、」
「はいはい、ストーップ。世界もハチも止めなよ」
「尾浜くん…」
「勘右衛門」
「二人とも落ち着いた?」
「え、あ、ありがとう、尾浜くん…」
「ハチも、大丈夫?」
「ああ、ありがとな。勘右衛門」
「うん。それじゃあ落ち着いて話をしようか」
「(尾浜くん、凄い…。何だかお花が飛んでるのに確りしてる)」
「(さっすが勘右衛門…。纏め方うめえなあ)」

>>この三人は難しいのでちょっと苦手です^^;
 なんていうか、サーモンピンクと水色と緑を綺麗に混ぜなくちゃいけない気分?
 世界は久々知と鉢屋とは相性がいいんですが他は中々…。

その4 夕空家と弐影家(三人の生まれる前)

「桜子ー、原稿しらない?」
「知りませんよー?椛さん、またゴミと間違って捨てちゃったんじゃないですか?」
「そっかなー?じゃあしょうがない。書き直そうかな」
「探せよ!」
「あ、柳さんいらっしゃいです」
「やなぎんってば、相変わらず仕事人間だねえ。休みなのにスーツ着て」
「山本さんが危なかったんだよ。…で、もみ!お前ちゃんと原稿探せよ」
「えー?でもなくなったものは仕方ないしー」
「…ストーブの上、あるぞ」
「あ、×××さん。いらっしゃいです」
「よ、桜」
「んー、あ、ほんとだー。なんか見たことある原稿ー」
「絶対もみのだろ。…あ、さく、これお土産」
「ありがとうございます、柳さん。×××さん、済みませんが紅茶をいれるのを手伝って頂けませんか?」
「…ん」
「あ、×××ぽん!桜子のこと襲っちゃいやよ!」
「しない」
「もみ気持ち悪いぞ。××、悪いな!あたしはもみに説教してからそっちいくわ」
「やなぎんきびしー…」
「柳さん、頑張ってください」
「桜子まで!?×××ぽーん…」
「…知らね」
「はくじょーもの!」

>>椛は書いててイラッとします。
 いやよ!とか超イラッとします。
 お陰で行数がとんでもなく消費されるというorz
comment (0)


prev | next


人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -