- ナノ -

Thanks for 300,000counts



皆様、アンケートへのご回答、ありがとうございました!皆様のお声を聞けてとても嬉しかったです。

下記にて、それぞれの質問への結果ついて、私からのコメントも添えて大まかにですが記載させていただきましたので、気になる方は見ていただければと思います。

今回はリクエストを募るわけでもなく、ただただ私が嬉しいばっかりのアンケートでしたが、自分が思っていたよりも回答の方を頂けてありがたい限りです。本当に、ここへ足を運んでくださる皆々様には感謝の念でいっぱいです。

改めまして、300,000hitありがとうございます。今後も皆様に楽しんでいただけるよう精進したいと思います。どうぞこれからも「すいせいがなく」をよろしくお願いします。



Answer to the Q1

▽当サイトの好きな作品はなんですか?(複数回答可)
差し支えなければ、好きな理由も教えてください。
こちらは、思いの外どの作品も名前を挙げていただけておりましたが、中でも一番多かったのは「唯一へ繋がる糸は赤」でした。続いて「かすがいにて黎明」や「傷痕にキスを」も多く、個人的には意外だ!と驚きました。好きな理由も一緒に教えてくださり、とても嬉しかったです。

ほんの少しだけ、特に多かった上記の三作品のお話を。

「唯一」は高杉晋作に落ちたもののNPCという事実に打ちひしがれ、嘆きに嘆いて幻覚を自分で作ってしまおう、なんて若干とち狂った理由で書いたものでして。彼の夢を書くにあたって彼に関する本を読んだり、資料を調べたりしながら、fgoでの高杉晋作の設定を崩さない形で、ではどこまで史実の彼を落とし込むか、どう解釈していくか、と試行錯誤致しました。夢主も奥様をモデルにしていますから、資料を手に所々捏造している箇所はあれど、失礼のないようにと自分なりに気をつけながら設定を構築していきました。
高杉さんのお手紙を見て、「あ、この人すごい重い人だ」と感じましたので絶対に重い男で書こうとは決めてました。そうしておうのさんとのやりとりもあり、個人的な好みもあり、すれ違い両片想いに仕上がりまして。
「こちらのサイトへ辿り着いたきっかけです」、「fgoで高杉さんにハマり、調べる内にご夫婦も好きになって、そんな矢先でこちらの作品を知りました」とのお言葉も頂きまして、とても光栄な限りです!

「かすがい」はwtの原作自体がキャラ同士の関係性はもちろん、戦闘に対する各々の取り組み方や戦略の違いを緻密に描かれているので、ここにどう夢主を落とし込むか、世界観に馴染ませるか、夢主の戦い方はもちろん、彼女ならばどう考えるか、などをずっとあれこれ考えています。
なるべくいろんな子と関わらせたいな、とは思っておりまして。国近ちゃんや、人見さんなどの同い年の女の子面子や、烏丸くん関係で木虎ちゃん、奈良坂くん関係で那須さんなどの子たちであったり、同い年の六頴館の面々、「先輩」というものが大好きな佐伯くんなどなど……どこかでタイミングがあれば、本編に捩じ込んじゃおうと思っています。
現在「かすがい」本編は大規模進行編を終えたのですが、ここからは修くんの入院期間の話をいくつか書いていけたらな、と。そこでとあるキャラと夢主とのやりとりや、キャラから夢主への矢印に関するきっかけのお話なんかも書くつもりですので、お楽しみに!

「傷痕」は買ったまま読めていなかったブリーチにようやっと手をつけ、ものの見事にハマった勢いのままに書きはじめました。浮竹さんと京楽さんの同期で、護廷の古株夢主書きたい、はすぐに浮かんだので、そこから斬魄刀の能力、それを踏まえての話の構成、と練り練りいたしました。存外二人の同期設定が好評なようで嬉しいです!
立ち位置的に十番隊の二人との関わりが多くなるかなあと思いつつ、同期の浮竹さんや京楽さん、かつての部下である平子などとの関係もバシバシ入れていきたいと思っています。タイトルにもなっておりますが、夢主の「傷痕」についても、今後どんどん深掘りしていく予定でして、まずは破面篇でその一部分が明かされるかなと。
現在「傷痕」本編ではまだ尸魂界篇真っ只中。そこを終えて次の章にいった際に書くつもりのとあるキャラとのとあるシーンについて、どう描写しようかなあと悩んでいたりします。仕上がりをどうぞお楽しみに!


Answer to the Q2


▽Q1の質問にて答えてくださった作品の中で、好きな回があれば教えてください。(複数回答可)
こちらでは、「全話好きです」という方もいらっしゃれば、「このキャラとの話が描かれている回が好き」という方や、多くの話数を挙げてくださった方、キャラ視点の話を挙げてくださった方もいらっしゃり、どれもとても嬉しかったです!

どの話も、書く際にはキャラクターの動きや言葉選び、考え方などなど、できるだけ原作の彼ら彼女らから乖離しないようにと気をつけておりまして。そんな中で、原作沿いのお話に関しては原作の流れに従いつつ、合間合間の空白期間のお話であったり、「徒花」や「かすがい」でしたら学生ならではの年相応な部分を書きたいなあと思っておりますので、そういった部分も楽しんでいただけていて、安心しております。

fgo連載の三作品や「陥落」の場合は、メインストーリー部分の流れは汲みつつも、そちらを軸に書いていない分些か好きに構成しておりまして。それでも、お相手と夢主の関係の進展の描き方、この場合はどう動くかな、どう反応するかな、などそういった部分を考えるのはとても楽しく思っています。ただ、私の好みもあって話の傾向が似た形になるのですが、どれも自分が思っている以上に好きだと言ってくださる方が多く、ありがたい限りです。


Answer to the Q3

▽当サイトでの好きな夢主、またはオリキャラを教えてください。(複数回答可)
差し支えなければ、好きな理由も教えてください。
こちらもいろんな夢主の名前が挙がっておりました。上記の質問にて多かった「唯一」の夢主の雅であったり、他にも陥落夢主のシュレン、徒花夢主の水世や、「徒花」のオリキャラの名前も挙がっていて、嬉しかったです。

せっかくなので数人ほど夢主のお話をできたらと。今回は「徒花」と「陥落」の夢主について少しだけ。

「徒花」の夢主は、わりとすぐに設定が決まりました。双子で、双子の兄とは正反対の“個性”を持つこと。そんな中で常闇くんの“個性”を見たときに、「そういうのもアリなのか」と思い、彼と似たような形の“個性”がいいなと、現在の設定に決まりました。
“個性”の関係から、自己肯定感が低く、悲観的で、ヒーローを志す勇気も自信もなく、な彼女が少しずつ前へと進めるよう成長していく。そういった物語を書いていきたいな、と。「神野の悪夢」を経て少しずつ少しずつ前向きになっていった彼女を、応援していただければと思います。
彼女について、と言うよりも満月の方にいくつか謎がありますが、今後とある章にて彼女の“個性”のことはもちろん、満月のことも描きますので、そちらを読み終えた頃には、誘双子の“個性”がハッキリと明言されるだけでなく、満月という男がどういう人物なのかわかるかな、と。

「陥落」の夢主は「人外に狂わされたリオセスリさん書きたい!」という欲望によって形成されました。人外とは時に人を恐怖させ、時に人を魅了する生き物だと勝手に思っています。
人外にするにしてもどういうタイプにするかは、フォンテーヌが水の国ということですぐに決まりました。ですが人外特有の雰囲気や思考、価値観をどう表現するか、どう描いていくかは、いつも悩みます。人間との思考、価値観の違いの、人間社会に関する疎さ。そういった部分からアプローチしていこうかなと。
結果リオセスリさんの愛の重さに、人間の愛ってこんな苛烈だっけ?なんて思いながらも、何故そうも好かれているのかはあまり理解できていない夢主に仕上がりました。


Answer to the Q4

▽夢主やオリキャラと、誰の絡みが好きですか?また、今後見てみたい絡みもあれば教えてください。(複数回答可)
夢主とオリキャラでもかまいません。
こちらでも様々好きな絡みを教えていただきました!その中からほんの少しだけピックアップさせていただければと。

「徒花」では轟くんや荼毘、常闇くんとの絡みが好きと挙げられていることが多かったのですが、中には障子くんの名前も挙がっていまして。個人的に障子くんとのやりとりはお気に入りの一つなので、一人喜んでおります。
「唯一」はやはり高杉さんとの絡みが好き、という方が多かったですが、中にはアスクレピオスとの関係も好きというお声もあり、彼との関係は修正版にて新たに書き足した部分でもあったので、書いて良かった!と喜びました。

今後見たい絡みについても様々教えていただきまして、読みながら「なるほど、そこと!」や「確かにそこでの絡みいいな!」とたくさん頷きました。皆様から頂いたものを参考にさせていただき、今後本編内にて組み込めそうな部分に入れ込んでみたり、または番外編の方で書けたらな、と思っております。


Answer to the Q5

▽最後に感想やご質問等あればお書きください。
感想や応援のお言葉も、ありがとうございました。回答はもちろん、こちらもとても嬉しく、すごく励みになりました。基本自分の好きなものを書いて、それが誰かの好きを突ければいればいいな、の気持ちでサイトを運営しているので、好きだと言ってもらえたり、楽しんでいただけていると、本当に本当に嬉しいです。

今後も皆様に楽しんでいただけるような、皆様の心を揺さぶれるような、そんなお話を書けていけたらと思っておりますので、どうぞふと気が向いた時にでも、こちらに訪れてくださると嬉しいです。少しでも、良いひと時を送るお手伝いができるよう、精進してまいります!


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