妖界
【ようかい】


妖の王が統べる世界
金ノ国、黒ノ国、赤ノ国、青ノ国、緑ノ国、黄ノ国、白ノ国、無色ノ国の8つに分けられている
時間の流れが人間界よりも遅い


八色ノ幹部
【はちしょくのかんぶ】


妖界にある8つの国を統治する8人の妖
それぞれ国の名にあやかり、金ノ幹部、黒ノ幹部、赤ノ幹部、青ノ幹部、黄ノ幹部、緑ノ幹部、白ノ幹部、無色ノ幹部と呼ばれる
幹部とその家族は特殊な防御術式が込められた屋敷で暮らしている


金ノ国
【きんのくに】


妖界の中心都市。
原初の国でもあり、元は大きな一つ国だったものが妖界の王によって8つに分割された
統治する金ノ幹部は妖界の王でもあり、中央に宮殿がそびえ立っている
金ノ国に准する属性はなくほとんどが他の国から移住してきたもののため様々な妖が暮らしている
気候は日本に近く四季がある


黒ノ国
【くろのくに】


2番目に出来た国。
黒ノ幹部が統治する
闇堕ちした妖が暮らしており、多くの者に疎まれている。そのため長い年月の中で広大だった領地を奪われ、現在は海を隔てた場所にある
多くの謎に包まれた国でもある


赤ノ国
【あかのくに】


赤ノ幹部が統治する
火系の妖が多く暮らしている
気候は熱帯に近く、大半が晴れ。水不足に悩まされている
深刻化したときは青ノ幹部の力を借りることも


青ノ国
【あおのくに】


青ノ幹部が統治する金ノ国に次いで2番目に広大な国
水系の妖が多く暮らしている。
常に雨が降っているか、良くて曇り
漁業が盛ん
水害など深刻化した場合は赤ノ幹部の力を借りることも


イスネベール
【いすねべーる】


青ノ国の最南端にある雪山
周囲は極寒の地であり、青ノ国は南に行くにつれて寒くなる


緑ノ国
【みどりのくに】


緑ノ幹部が統治する
木系の妖が多く暮らしている
木々に覆われており、様々な作物が育てられている


黄ノ国
【きのくに】


黄ノ幹部が統治する
土系の妖が多く暮らしている
ほとんどが砂や岩で、植物が少ない
水ノ国から流れる大河のお陰で、水不足に陥ることはほぼない
鉱物の採掘場が多くある


白ノ国
【しろのくに】


白ノ幹部が統治する
風系の妖が多く暮らしている
程度の差はあれど常に風が吹いている


無色ノ国
【むしきのくに】


最後にできた国で、無色ノ幹部が統治する
どの属性にも属さない妖が住まう
他の国の者たちに下に見られがち


処刑部隊
【しょけいぶたい】


処刑人とも呼ばれる
金ノ幹部直属の部隊。歴史が浅く、隊員数は少ない

金ノ幹部から直接依頼を受け、妖を処刑するというのが主な仕事
活動基盤は人間界で、各地に隊員が散らばっている

原則として処刑対象以外の妖に攻撃を加えることは許されない(鍛錬の場合はOK)
緊急事態の場合は、隊長もしくは一定以上の位の者の判断で処刑対象を認定することが許されている


先天的妖
【せんてんてきあやかし】


生まれながらに妖である存在をいう。ほどんどは妖同士の間に生まれた妖である
その中でも先天性妖の両親から生まれた者を純潔と呼ぶ。名門家は大抵、純潔
後天性妖より妖力が強い


後天的妖
【こうてんてきあやかし】


元は普通の道具や動物、植物であったものが何らかの理由により妖となったもの。付喪神が良い例
人間界に住む妖は比較的後天性が多い
また闇堕ちしている場合が多く、先天性妖から疎まれている


純血主義
【じゅんけつしゅぎ】


先天的妖を両親に持つ純血こそ史上とする一派
後天的妖のことを忌み嫌っている

現在、妖界の中心にいるのはほとんど純血主義者で、青ノ国や赤ノ国が特に多い


忌子
【いみご】


生まれながらに邪気を宿した子を指す
常に身のうちを邪気に侵され、闇堕ちする危険性がある
戦闘能力が高いことが多く、使い捨ての兵隊として高値で取引されている


領域型妖
【りょういきがたあやかし】


周囲に特殊な結界を張り、自らのテリトリーを作り出す妖
迷い込む者を待ち受け、己の糧にするものが多い
テリトリー内では最強を誇り、万が一迷い込んだら逃げることを優先すべし



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