貴族街
【きぞくがい】


50m以上ある塀に囲まれた町
中に入るための門は南門、中央門、北門の3つがあり、いずれも史源町にある

代々春野家当主が統治している。

貴族街及びその住人には治外法権が認められている。ただし、貴族街の住人が外の者に手を出すのはご法度(特殊な事情を除いて)


春野家
【はるのけ】


貴族街を統治している家
春野家当主は貴族街の最高権力者とされ、王様と呼ばれている


桜宮家
【さくらみやけ】


最古の家柄。
本来の最高権力者は桜宮家当主であるが、あまり知られていない
本家の場所を知るものは限られており、簡単に辿り着くことのできない場にあるという


桜宮一族
【さくらみやいちぞく】


桜宮家に連なる多数の分家の総称
共通点として、名字の後ろに「宮」の文字が入っている
一族の人間は貴族街内である程度の地位が保証される


桜宮家本家
【さくらみやけほんけ】


桜の結界に守られた土地で、どこにあるかも分からない
桜宮家当主に許可された者のみが入ることができる
当主、姫巫女、大姫巫女、心無が暮らす場所


巫女
【みこ】


桜宮一族の中で時折生まれる、鬼神の加護を受けた少女を指す
上手く制御できるようまで、桜宮家本家に預けられるしきたりがある

巫女が生まれた一族はより高い地位を得ることができる


姫巫女
【ひめみこ】


巫女の中でももっとも優れた力を持つ者が選ばれる
桜宮家当主にその身を捧げる存在もして、本家で暮らすことが義務付けられている


大姫巫女
【おおひめみこ】


巫女のまとめ役である姫巫女
興味が向かないと動かない桜宮家当主の代わりに桜宮家を取り仕切る役目を担う(実質のNo.2)


心無
【しんむ】


桜宮一族の中に時折生まれる、空っぽな子供
アルビノであり、感情、思考が抜け落ちている
生まれてすぐ桜宮家本家に引き取られ、従僕となる


処刑人
【しょけいにん】


貴族街の平穏を脅かす者を処刑する人物。主に桜宮家当主、春野家当主の命を受けて行動する
その存在は噂として貴族街内で広く知られている
正体は不明で、様々な噂が飛び交っている
処刑を行った痕跡は一切残っておらず、処刑された人物は行方不明として扱われる


桜稟アカデミー
【おうりんあかでみー】


貴族街にある唯一の学校。超難関
貴族としての箔をつけるために子供に通わせる親が多い
年齢制限はないが、大抵は15、6歳から入学する
一学年から三学年まであり、テストに合格しなければ進級及び卒業をすることはできない

kwsk


門衛
【もんえい】


貴族街の警備を担当する役職
主に貴族街に出入りする為の門、桜稟アカデミーの門などの警備をしている

その他、不審者の取締や逮捕、パーティーなどの警備などもしている
要は貴族街の衛兵的な役回り

外の人間や、貴族街でも身分の低い家柄、跡継ぎになることのない三男坊以下がなることが多い

門衛になるためには難関な試験と実技(体術や感知能力)などを合格する必要がある

全員が寮で暮らすことを義務付けられている


門衛寮
【もんえいりょう】


門衛が暮らす寮
役職が上がれば、それだけ部屋も広くなる

寮の中には逮捕した罪人をいれる牢屋もあり、門衛の事務所的な立ち位置でもあるので警備は厳重

高名な術者やハッカーでもその警備は破れない


通行証
【つうこうしょう】


貴族街に出入りする際、手続きの一部をパスできる証明書

緑札と呼ばれる住民用の通行証
黄札と呼ばれる企業用の通行証
青札と呼ばれる春野家当主から認められた者用の通行証
紅札と呼ばれる本来の最高権力者に認められた者用の通行証
の4種類がある


スラム街
【すらむがい】


貴族街の最下層
様々な理由で行き場を失った者たちが息を潜めて暮らしている


商業区
【しょうぎょうく】


その名の通り、商売をする場
外からきた行商人が多く、中に入りさえしなければ貴族街だと比較的安全な場所
お貴族様と懇意にしている有名ブランドなんかもあったりする。やや物価高め


闇市
【やみいち】


スラム街と商業区の間にある
曰く付きの品や、表に出せないようなものを売っている


花街
【はなまち】


所謂、遊郭
家が落ちぶれ行き場を亡くした娘や、騙されあるいは貴族街に迷い込んだ娘が働いていることが多い
外から女を買っている場合もある
常に催淫効果のある香が焚かれている


研究区
【けんきゅうく】


研究施設が集まった地
合法から非合法まで、様々な研究が日夜行われている

ここに住む研究者たちはほとんど出歩くことはなく、常に閑散としている


桜流剣術
【おうりゅうけんじゅつ】


貴族街に広く伝わる剣術
第一の型から第十の型まであり、数が大きくなるほど使えるものが少なくなっている
第十の型を使えるものは、絶滅危惧種レベル


春ヶ峰学園
【はるがみねがくえん】


史源町にある学校。幼等部から高等部まである
春野家が経営に携わっている。そのため貴族街と繋がりがあり、校舎内には隠し部屋が多く存在する


藤咲家
【ふじさきけ】


春野家の分家であり、妖退治と暗殺に精通している
女しか産まれず、花の名前をつける慣習がある
桜の代から貴族街との関係はほとんどなくなっている


武藤家
【むとうけ】


武芸に精通している
本家が貴族街の外にあるが、便宜上は貴族街の一部とされている
数十年に一度、藍色の髪を持つ奇跡の子が生まれる


岡山家
【おかやまけ】


春野家で分家であり、医療方面に精通している
表社会では処理しきれない怪我などを治療する役割を持つ。所謂、闇医者的存在




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