「我慢なんてしなくて良いのよ。言わなきゃならない事はちゃんと言わなくちゃ」 「…うん」 「意地悪してる訳じゃ無いのよフレイキー」 「そ、それは分かってるよ!そんな事、思ってないよ…」 「…なら、良かった」 「あ、あのね、私、嫌じゃないの」 「…」 「おかしいって分かってる。ギグルスちゃんが心配してくれてるのも分かってるよ。でもね、私、多分、どんなに酷い事されても、フリッピーの事は嫌いにならないし、離れたくないって思う…と思うの」 「…そう。じゃあ、お節介だったかもね。ごめんね、フレイキー」 「そんな事、無いよ。誰かが私の事心配してくれるのは、嬉しいよ」 「でもあんまり心配かけないでよね。愛想尽かしちゃうわよ!」 「え、ええ」 「冗談よ。…フレイキー」 「?」 「絶対に無理はしちゃ駄目よ」 「…うん。ありがとう、ギグルスちゃん」 それは何時かの話 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 昔に書き殴りそのまま消すに消せず晒されたものシリーズ第3弾 |