どうしてどうしてフリッピーを殺したの返して返して返してええええ!!!!

俺は君を守ろうとして

なんで…なんで殺したのぉ…

………

フ、レイ、キー

フリッピー!?良かった…良かった生きていたのねフリッピー!!!

その時俺はぞっとした。どうして彼女は自分を苦しめる者を愛せるのだろうか。いや寧ろそうでなくてはならないかの様な。

どうしようどうすればフリッピーは元気になる?

そ、だなぁ…血が、足りない、かなぁ

血ね?分かったわフリッピー!

彼女は一瞬の躊躇いも無くフリッピーが手にしていたサバイバルナイフで自らの手首を切り付けるとフリッピーの口元に宛がう。フレイキーの手首からは髪と同じ赤い色が次々と溢れ出し、フリッピーはそれをひたすらに舐め取っていた。

異常だ。

その一言に尽きる。

残念ながらフリッピーとフレイキーは血液型が異なる為いくら血を供給されたところで何の益にもならないのだ。

ああ、なんて恐ろしい光景だ!これが愛なら俺は愛なんて欲しくないな。

心底そう思った。


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昔に書き殴りそのまま消すに消せず晒されたものシリーズ第2弾


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