「(キツい…な……)」 額から汗が流れ落ちてシーツに染みを作った。それは目の前の膝立ちの男も同じようで。窓から差し込むか細い月の光だけが二人を照らしていた。 「ぁ…ごめん、なさ…」 「……何が」 「キツい…です、よね…力、抜きます…から……」 浅い呼吸を繰り返すプーチンの顔は苦しそうで眉間には皺が寄っていた。やはりキツいのだろう。本来ソコは物を受け入れるところではないのだから。 「…は、…ぁ……」 「……いい」 「…ぇ?」 「無理しなくていい」 「え……あ、ん!」 ベッドに押し倒し緩く動く。キツすぎる締め付けも徐々に力が抜けて、それでもまだキツいことには変わりはなかったがどうでもいいと思う。 「キ、レ、ネンコ…さ……」 痛さからなのかイイからなのかプーチンの瞳からは涙が流れた。それを拭うと固く閉ざされた瞼がゆっくりと開けられ緑色の瞳とかち合った。 「キレネンコさん…」 「…ん?」 とりあえず動きを止めてプーチンの話に耳を傾ける。 「あの…嫌じゃなかったらで、良いんですけど……」 「………」 「ちゅー、してくれませんか?」 「……馬鹿」 顔に貼り付いた髪を払い唇を寄せた。それで少し落ち着いたのかプーチンの身体から力が抜けていくのが分かった。 「ありがとう、ございます」 いつもの柔らかい笑みを返される。そんな顔をされて我慢できる筈がなかった。本人はきっと無自覚なんだろうな。ぐちゅ、と生々しい音が再び部屋に響く。 「ああ…!」 そうして無垢な身体を白く汚した。 僕は愛するように君を汚す 愛しくて愛しくて壊したかった。 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ エロ書きたかっただけですん← あれ、エロ続き?← ← |