「キ、キレネンコさん!今日のおやつポッキーですよ!」

たまにはおやつらしいおやつも出るらしい。しかしたかがポッキーで喜ぶなんて子供じゃあるまいし。

「でも二人で一本なんですよねー…」
「……やる」
「良いんですか!?」

別にそれほど食べたいわけでもないしどうせなら喜んで食べられた方がポッキーも幸せなんじゃないか。まあそんなことポッキーが思うわけがないのだが。

「じゃあ…いただきます。わー、チョコ甘いー」

プーチンがあまりに幸せそうに食べているので少し気になって。口から出ている分のポッキーを勝手に食べた。その時に唇が少しだけ触れ合って。プーチンはもともと大きな目を更に大きくしていたが次の瞬間にはいつもの笑顔に戻っていた。

「美味しかったですね」
「…ん」


確かに甘かったけど、


隙だらけの唇に
多分お前の方が甘いよ。

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ポッキーゲームの話したのでw
でもロシアにポッキーなんてありませんよね←




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