「フレイキーの髪、最近サラサラだね」 「ぁ、…うん、最近はちゃんとといてるから……」 「そうなんだ」 向かいに座るフレイキーの髪に手を通す。相変わらずフケは多いけど前と比べれば随分と指通りが良くなったと思う。二人が囲んでいるテーブルの上にはチョコチップクッキーと紅茶の入ったカップが二つ。 「…でも今までといてなかったのに何で急に?」 「え!?ぇ、と…それは、ね」 途端に顔を赤くして俯いてしまったフレイキー。…僕、何か変なこと聞いたかな。 「言いたくなかったら良いんだよ?」 「ぁ、う、そう言う訳じゃ無いんだけど……わ、笑わない?」 「…フレイキーがそうしてほしいなら、笑わないよ」 フレイキーはちらちらと僕を上目遣いで見る。可愛いなあもう。 「ぇと、この間フリッピーが…」 「僕が?」 「髪、綺麗だねって…言ってくれたから…嬉しかっ、て…」 最後の方は声が小さくなって聞き取りにくかったけど、なんだそんなこと。可愛いことするなあ…フレイキーは。自然と頬が緩んでしまう。笑わないって言ったけど…駄目だ無理。 「わ、笑わないでってばフリッピー!」 「ごめんごめん。フレイキーが可愛いこと言うから」 「!!…も、もうっ!!!」 フレイキーは涙目になって小さく頬を膨らます。怒った顔も可愛い…じゃなくて。 「うん、綺麗だよ」 そう呟くと怒っていた顔から一変、恥ずかしそうに笑う君が。また一段と愛おしく感じました。 君の頬を染めるのは僕の専売特許 (今度はお風呂頑張ろうか) (そ、それは怖いよお…) ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 設定考える前に書いたのでキャラが…; でも何気に気に入ってます^^ ← |