今日は静かだ。

「(……静か?)」

ふ、と読んでいた雑誌から目を離してプーチンの方を見遣る。

「……」

どおりで静かなわけだ。プーチンは寝息を立てていた。こんなふうに昼寝をする隣人は珍しい。雑誌を閉じ隣のベッドに乗り上がった。ぎしり、とスプリングの音が鳴る。

「ん…、」

少し身じろいただけでプーチンが起きる様子はない。起こさないようにそっと髪、睫毛、頬、唇の順に触れていく。されるがままの相手によく起きないなと苦笑いが零れた。何となく胸の辺りが温かかった。

ただ静かに彼は微笑んでいた。


なんだか嬉しい日
(04番が笑ってる…!?)

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うっかり見ちゃったカーンシュw



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