08/30 22:20
学パロ。




「君に、友達なんて必要ないでしょう?」

細められた目がまるで真っ暗な夜の三日月のように怖くてボクは何も反論することができなかった。薄く横に伸びた唇から出たわざとらしい敬語が更に恐怖を増してボクの心に突き刺さる。ああそうだボクに友達なんて必要ない先生がいればそれでいい、そんな考えがいつの間にかボクの頭の中を埋め尽くして、先生の細い指がボクの喉に食い込んでいくのなんてちっとも気にならなかった。



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