銀色の瞳をした王子様、シルバーは父親に恨み半分感謝半分に思いながら、彼を見つめています。


元々嫁探しに興味関心が無いシルバーは、始まって暫く経たない内から会場から抜け出して、庭で道に迷ったゴールドに偶然的に出会いました。


彼を見た瞬間、人生初の一目惚れを体験し、見知らぬ女性との踊りよりも隣にいる彼と会話をする選択を取ったのです。


心地好い雰囲気が二人を包み、会話が途切れ途切れになりながらも時間が過ぎていきます。


ふと、ゴールドがシルバーの視線に気付き隣を向くと瞳がかち合い、視線に惹かれる様にシルバーとの距離を縮めました。


愛とおしそうな眼で見つめられ、焦がれ愛欲を含んだ声で名前を呼ばれ、そっと二つの影が一つに重なり合う。


その瞬間



「アタシ達のゴールドを返して貰うわよ、王子様?」



「!?」


「ブルー姉ちゃん!?」


「ゴールドが欲しいのなら奪いに来たらどうかしら?オーホッホ!」


「えっ!?ちょ、待って……」


突然現れたお姉さんによってゴールドは連れ去られました。シルバーは呆然としながらも、彼を手に入れると決心し綺麗な月を見据えました。


彼にもらった太陽の指輪が微笑んでいるようです。



End

駄文のおかえしに、と、愛ちゃんからいただきました。

なにこれてんさいなのはげる

緑の扱いはどこであろうとかわらない件。赤は天然ドstraight。流石だ。愛ちゃん素敵。

悪の王子シルバーちゃん。敵がブルーお姉様だけだと思ったら大間違いだぜ!ゴールドには4人の姉妹がいてさらに厄介な魔法使いもひっついてるぜ!←

すみません黙ります。

愛須様、ありがとうございました!









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