甲斐バレキス | ナノ


「ちゅーってどんな味なんがやぁ?」
「黒糖みたいな味だばぁよ」
「黒糖…!」
「なんの話?」
「ん?ちゅーってどんな味かって」
「黒糖みたいな味らしいさー」
「まじで!」
「…裕次郎」
「え、ちょ、やめれ…っ」
「大丈夫、ちょっと味見するだけさー」
「何の味見よ!」
「いいなーちねりん。感想聞かせてね」
「じゃあわんとちゅーする?」
「な、知念何言ってるんばぁよ!」
「本当?いいよ!」
「えっ」
「でもやーは黒糖の味しなさそう」
「うーん、ちねりんも黒糖の味はしなさそう。さとうきびっぽい」
「甘いだけやっし」
「こばっちはレモンで木手ィはビターチョコ、田仁志様は…りんごとか?」
「うんうん」
「慧くんがりんご味…」
「みんなダメだね」
「ダメやっし」
「よし、じゃあ甲斐ぽんちゅーしよう」
「は?」
「裕次郎」
「ちょ、待て待てどういう流れよ!」
「いや黒糖の味がしそうなの甲斐くんしかいなくて」
「だからって来るな迫るなとくに知念!」
「ちぇっ、じゃあいいや木手くんにしてもらお」
「…え」
「わんもする!」
「じゃあちねりんちゅー」
「ちゅー」
「やめれぇぇっ」
「嘘だよ。私甲斐くんとしかしないし」
「は?」
「甲斐くんとしかしたくないの。というわけで一発どうですか」
「え…っあ…」
「好きだよ、甲斐くん」
「ー…っ、」
「誰もが浮かれてカーニバルですか、やれやれ」






ちゅーは黒糖の味!
110131-0203
某バレンタインソングのネタ
最終的に裕次郎が乙女になりましたOh…
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