反省する彼女
主人公視点

「優奈、優奈」
「んん…ここどこ…」
「優奈ちゃんてば寝ぼけててかわいいっ」


目を冷ますと天敵千歳がいた。…そうだ、ここは合宿所へ向かう最中のバスの中だった!「ね、寝すぎた…っ」
「もうとっくに合宿所ついたばい。」
「どいて千歳!」
「ぐえっ」


通路側の千歳を押しのけバタバタとバスから飛び降りた。マネージャーが一番に降りて荷物出ししなきゃなのに、何してんだ私は…!

「お、起きたか。よう寝とったなあ」
「白石…荷物は…」
「大丈夫や。もう出したで」
「……ごめん、」
「何謝っとんねん珍しいな。合宿はこれからやで」


ばんっと白石に背中を叩かれた。よし、起きた。しっかりしよう。先ずはコートの確認…と辺りを見渡すと、向こうの方にぞろぞろと集団が見える。これは…



「白石…あの人たちは…?」
「あれ、言わへんかったっけ、これ合同合宿やで。青学と立海と氷帝の」
「…言ってないけど」

なんだか一波乱起きそうな予感


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bkm
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