『トラブって恋して!』※R18
新宿の情報屋・折原臨也が何者かに拉致されて、すでに三日が過ぎていた。
「くそ!あいつはどこにいるんだ!!」
どんっとイラつきを隠そうとせずに静雄は、テーブルを叩く。
『静雄、落ち着け!!』
そうセルティが、PDAに記してなだめようとするが、焦る気持ちが募って落ち着くことなどできない。
「今、四木さんに頼んで粟楠会総出で探してもらってるから!」
新羅も心配そうに静雄の肩に手をかける。
「誰だこんなことしたヤツは………見つけたら只じゃおかねぇぞ!!」
* * *
乱雑に服を脱がされて、臨也はふるりと身を震わせた。
屋内とはいえ、ここは港に建てられた悪徳商会が所有する倉庫。
海もすぐそこで、季節はまだ冬なのだから空気はひんやりとしている。
「や……しずちゃ……ひとが………いるのにっ……!」
倉庫内には静雄がわずか数分で倒した悪徳商会の者たちがいまだに寝転がっている。
そんなことは気にせずに静雄は、臨也の胸の突起に舌を這わせ、秘部に指をあてがった。
「当たり前だろ。二度とこんなことがねぇように見せ付けてやるんだよ。手前が誰のものかわかるようにな」
「そん……な……あぅ……」
普段ならじっくりと解す臨也のそこに早急に指を入れて、受け入れやすくすると静雄は自身の性器を取り出して、ゆっくりと沈めていった。
「ああああ……!」
臨也にすべてを飲み込ませると、腰を振りながら乱暴に唇を奪う。逃げる舌を吸い取って、絡ませて、貪るようなキスをする。
きゅうきゅうと締め付ける臨也の中が気持ちよくて、早くも射精感が込み上げてきた。
「く…イク!」
「ふぁ……んん!!」
臨也は体の中に熱いものが撒き散らされたのを感じ取るのと同時に、自分も射精したことで一気に脱力した。はぁはぁ、と二人が息を弾ませていると、今まで寝ていた一つの影がのそりと動いた。
「ああ、わしも……わしも臨也ちゃんとべろべろちゅっちゅしたい……!臨也ちゃんのかわいいおしりにわしの真っ黒なちん棒を入れ……ぶぎゃふ!!」
興奮して起き上がってきた悪徳田に静雄が近くにあったブロックを投げる。
「うう……わしの……いざやちゃ……」
「じーさんよう。わかってねーみてぇだから、もう一度言っとく。こいつはなぁ、おれのなんだよっ!」
「!?やぁ……あん……っ」
そう言いながら、臨也の足を大きく開かせて、見せ付けるように自身の性器を臨也にうずめたり、引き抜いたりした。中の精液がかき回されて、ぐちゅぐちゅと卑猥な音が倉庫内に響き渡る。
「冥土の土産にこいつの甘ったるい声聞かせてやっから、耳の穴かっぽじいてよおく聞いとけ!」
「ひ……!」
静雄がそう言って睨みつけると、すでに死にかけている悪徳田は一瞬にして縮こまる。
「さぁて、次は手前の番だ。情報屋なんて仕事やってるくせに、なに簡単に捕まってんだ?ああ?人に心配させやがって……これは、お仕置きが必要だよな?臨也くんよう!!」
そういうや否や、静雄は今までに無いほど激しく腰の律動を開始する。
「あっあっあっ……やめっ………ゆる………て……」
涙とよだれでべとべとになった顔を歪ませて、臨也は喘いだ。
・・・みたいな。
※すみません。真っ赤なうそです。
新刊なんて…OFF本なんて出ません。※
でも、書いてて楽しかったです!