小ネタ | ナノ


「あっ。」
「ああ?」
「私の下駄箱からお手紙が。」
「あ゛?…寄越せ。」
「ダメですよ王子、私宛の…」
「寄越せ。」
「どうしたんですか王子?そんなに怖い顔で…」
「聞こえねーのか?…口で言ってる内に寄越しやがれ。」
「うう、王子のばか…。」
「どうとでも言え。いいか、今後こういうのは俺が預かるからな。」
「私は読んじゃダメなんですか?」
「当たり前だ。…ま、2度と寄越して来る奴なんか現れねえよ。」
「…王子?」
「(こんなもん書けねえ様な体にして見せしめに吊るしてやるぜぇ…)」
「…変な王子。」











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