小ネタ | ナノ


※目覚めたばかり

「めんこい…。」
「ギラグ、ベクターに殺されますわよ。」
「殺しゃしねーよ目ェ抉るだけだ。」
「めんこい子をめんこいって言って何が悪いんだ!」
「まあ!お上手ですのね、えっと、ギラグさん?」
「おう、よろしく!」
「チッ」
「ドルべさんはお名前だけ存じておりましたけれども、お会いするのは初めてですね?」
「そうだな、前世の私も君の事はベクターの所の姫君だとしか。」
「えっ、じゃあお前ってベクターのお嫁さんだったのかよ!?」
「アリトさんですわね?だったといいますか…今もそうですよ?」
「えっマジかよ」
「ベクターの嫁だと?理解に苦しむ。世も末だな。」
「何だミザちゃんは負け惜しみかァ?」
「貴様ッ!」
「やめろミザエル。」
「どっちみちお前達この時代じゃ結婚できねえ年齢だけどな。」
「えっ、そうなんですか?!」
「ええ、今は18にならないと…。」
「もっかいすりゃいいだろ結婚なんか。」
「王子…!」
「わかったから引っ付くな。」
『(満更でもなさそうなベクターだけ爆発しろ)』











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