小ネタ | ナノ


「何ーッ!?じゃあお前ら、2人で風呂入ってんのかよ!?」
「はい、そうですよ?」
「そうですよ…って、いやいやおかしいだろ、うらやまけしからん!」
「アリトとギラグは落ち着け…いやでも、流石に、その。」
「うっせえなァ、なんか文句あんならはっきり言えっつーの。」
「あり得ねーな。」
「破廉恥ですわ。」
「恥を知れ、ベクター!」
「なーにが破廉恥なんでちゅかねぇえ?ナァニ考えちゃったのかなあ?そのお上品なお口で言ってごらーんメラグちゃーん。」
「人の妹にセクハラしてんじゃねーよ。」
「あの、話が見えないんですが、私が王子とお風呂に入ったらどうしてダメなんですか?」
「いや寧ろ何で一緒に入ってんだよ。ベクターがそう言ったのか?」
「いいえ?私が提案しましたけれど。」
「はっ…?」
「女の子がそんな事言っちゃダメだろ!」
「私は貴様に病院へ行くことを提案するぞ。」
「黙れミザエル。」
「私の声色を真似ないでくれベクター…。」
「何故そんな恐ろしい提案をしたんですの…?」
「だって家には手伝いの者が居ませんから、私が王子の湯浴みをお手伝いするものだと思って…。」
「…あ?そんな事だったのかよ。寧ろ手伝われてるのお前じゃねーか。」
「だって王子シャンプーお上手なんですもん!王子だって随分ゆったりお湯に浸かられるじゃないですか!」
「だってお前抱き心地いーしよ。」
「まあ、そんな…嬉しい…。」
「ンで?まだなんかある奴は?」
「…ああ、いや、仲が良くて良いのではないか…。」
「うらやまけしからん…。」











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