27
カルマくんは昨日、今みんなと仲よくしている人格は殺せんせーのプログラムで、機械自体に意志があるわけじゃないって言ってた。
…でも。今律が機械の中から出したのは、銃ではなく花だった。
律「私の意志で、産みの親に逆らいました。“律”は悪い子でしょうか?」
律はようやく、E組の一員になれたようです。
…でも、画面が小さくなっちゃったのは残念だなぁ…。
制服姿、可愛かったのに。
そして、梅雨の時期がやってきました。
…殺せんせーが…大きいです。
頭が膨らんでいて、体とのバランスが悪い。律曰く、33%くらい巨大化しているらしい。
…正確な数字が分かるところが、何となく機械っぽい。
殺「水分吸ってふやけました。湿度が高いので」
ぎゅーっと自分の顔を絞る殺せんせーは、雨粒は避けられても湿気はどうにもできないと言う。…雨粒を全部避けるって、一体どうやって学校まで来たんだろう。そんな機敏な動きをする謎の生物(人間には見えないと思う)が街中にいたら、絶対に注目される気がするんだけど…。
凛「先生、帽子どうしたの?ちょっと浮いてるよ」
何かに気付いた凛香ちゃん。あ、ホントだ。何か浮いてる。
殺「よくぞ聞いてくれました。先生ついに生えて来たんです」
“生えた”?…髪の毛…ではなさそう。何だろう…。
殺「髪が。」
「「「キノコだよ!!(汗)」」」
『おー!!』
カ「結花、感心するとこじゃないよ(汗)」
…モグモグと頭に生えていたそれを食べた殺せんせー。
…食べられるんだ…。