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お姉さまと烏間先生をくっつけよう作戦パート2!
…というわけで、皆がお姉さまの注意を引きつける間に、私たちはプレゼントを買いに来た。
…このメンバー、修学旅行以来だね。
杉「…ったってなぁ。ビッチ先生、大概のプレゼントもらった事あるだろ」
カ「難しいねー」
『…私、お姉さまの誕生日にケーキ作ってあげたら、お姉さますごく喜んでたよ?』
業「それは…多分、結花の手作りだったからだと思うけど」
うーん…だめか。
お姉さまに…しかも、大人っぽいプレゼントって、ハードル高すぎ。
?「やっぱりそうだ。ねえ君達!!」
…声を掛けてきたのは、お花屋さんだった。
フリーランニングの事件の時、救急車を呼んでくれた人らしい。
そしてついでに、お花をプレゼントすることを提案してくれた。
…とっても説得力のある話だったとは思う。けど…
業「電卓持ってなきゃ、名演説だけど」
…うん。電卓、ね。ぶち壊しだよ、その小さな機械で。
それでも、綺麗な花束を作ってくれたお兄さん。
さて、学校に戻って烏間先生からこの花束をお姉さまに渡してもらおう!
烏「イリーナに誕生日の花束?何故俺が?君等が渡した方が喜ぶだろう」
…。
…うそん。何でこの人、こんなに鈍いんだろう。
とりあえず…。
カルマくんが説得してくれた。
『カルマくんナイス!!』
業「じゃあご褒美にキスしてよ」
『え…//』
(((リア充爆発しろ…)))