「ねえドタチンどうしよう」
「どうせまた平和島の事だろ」
「嫌な思いさせた……余計嫌われたかもしんない」
「いつもちょっかいだしてるお前が悪いだろ」
「いやいや今回は不可抗力っていうか……それに最初どうやって関わっていいかわかんなかっただけなのにこんな関係になっちゃって、俺だってこうなりたくてこんな関係になったわけないに決まってるじゃないか」
「そうだろうけどよ。全くお前も大概不器用だよな」
「う…わかってるよ」
「とりあえず今までの諸々も合わせて誠心誠意謝って来たらどうだ?何発か殴られるかもしんねーが」
「そしたらドタチン新羅連れてきてね……」
「おい……後ろ、平和島いんぞ」



「なあ新羅」
「なんだい?」
「あのラジオの奴が臨也だった」
「へえ、そうなんだ」
「それでどうやら俺は臨也の事が好きらしいんだがどうすりゃいいんだ?」
「え、はあ!?……臨也ってあの折原臨也だよね?君が大嫌いで殺したいくらい憎い折原臨也」
「そうだな。まあ、なんつーか……色々あって、よ」
「へえ、世の中面白いこともあるもんだね」
「で、どうすりゃいいんだ?」
「そういうのは溜めてても体に良くないし、砕けるにしろ砕けないにしろ男なら一発直球勝負で告白するしかないんじゃない?」
「そんなもんか。じゃ、行ってくる」
「え、今?ちょっと待って、僕も!」






こんなやりとりしてたらいいじゃないっていう。
全身で、の直前の会話。
おまけ楽しすぎる。

2011.01.04



「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -