劇団鏡花水月退団者



絋影-ひろかげ

「必要ならばいつでも参じる。私は生涯お前の味方だ」

…色レックウザ♂寄り
…180センチ:??歳:私
…穏やかで打たれ強い
…烈(レックウザ)の姉・凛の夫の弟、烈の義兄弟にあたる。烈の脱獄後一番に手を貸してくれた恩人でもあり、劇団鏡花水月の設立に協力し初代団員の一人としても名を連ねている。琵琶弾きの名手で、「二奏」として名を馳せた。劇団が海域地方に腰を据えてからは、陰から劇団を支えようと身を退くために退団した。
現在は再建した竜の里の一角で稽古場を開き、琵琶や笛など楽器の手解きをしている。
右目は昔の抗争の際に負傷し、失明。
竜人らしくとても穏やかで我慢強く、烈も実の兄弟のように信頼している。



翠-みどり

「よっ頑張ってるか!うんうん、これぞ鏡花水月だな」

…フライゴン♂
…181センチ:33歳:オレ
…やんちゃで少しお調子者
…砂漠の町出身、赤いサングラスがトレードマークのいつまでも心は少年の人←
昔、砂漠の町へ来た劇団に「口減らし」のためと親に売られた過去をもつ。はじめはなかなか心を開かなかったが、それぞれが傷を抱えながらもあたたかく接してくれる団員たちと過ごすうちに馴染み、名子役として舞台に立つほどになった。子どもの頃に奏でてもらった絋影(色レックウザ)の琵琶の音が何よりも大好きで、実際に絋影の演奏で舞えたのはごく僅かな間だけだったが今でも大切な思い出として胸にしまっている。
成人してからもめきめきと実力をつけて舞台に立っていたが、新しく入ってくる団員たちに次を託そうと、早くに退団することを決意し、24歳のときに退団した。現在は各地をまわりながら舞を披露している。
時々絋影に会いに行っては演奏を頼んで共演している模様。



輝姫-てるひめ

「わたくしでも、お力になれますか?」

…ジラーチ♀寄り
…141センチ:??歳:わたくし
…大人しく負けず嫌い
…初代団員の1人で、琵琶奏者の絋影と「二奏」として名を馳せた笛の名手。長寿のため、今でも昔のような少女の姿をしているが、実年齢は不明。しかし彼女自身とても純粋なので、自然とまわりの人は彼女を可愛がりがち。でもきっと年上←
退団した理由は絋影と同じで、「新しく入ってくる家族たちによって、新しい劇団になってほしい」という願いがある。現在は絋影のところへ身を寄せ、笛の手解きを手伝っている。
過去に烈や竜人に助けられたことがある。そのため、烈や激さんに呼ばれればどんなときでも駆けつけ助力する、義理堅い人。



千鶴-ちづる

「劇団は今でもわたしの誇りさ」

…チルタリス♂
…178センチ:37歳:わたし
…慎重で食べるのが好き
…いつまでも若さ溢れるオカmお兄さん← 団員時代は女形として舞台に立って人気を博していた。翠(フライゴン)とは先輩後輩のような間柄で、よくパシリにしていた。反抗すると「コロスぞてめえ」と笑顔で脅していたという噂が← 臆しがちな輝姫(ジラーチ)と一緒にいることが多かったため、とても仲良し。彼女のよき理解者。
10年ほど前に劇団を退団し、現在は昔から好きだった装飾品作りを主とした専門店を開いている。劇団から受注した装飾品を送ったり舞台の装飾の提案をしたり、今でも陰ながら劇団を支えている。



久薙-くなぎ

「歌は廃れない。永遠に、ね…」

…サーナイト♀
…55歳:164センチ:私
…控えめでとても几帳面
…5歳の頃に入団し、早くから歌い手として名を馳せた古参の一人。20年近く前に退団した。次世代の翠や千鶴(チルタリス)を実の子のように可愛がり、役者として育て上げた人でもある。礼儀正しく律儀な性格で、劇団内での良き相談役として常に団員の心に寄り添っていた。
病を患い、長く歌えなくなってしまったために退団したが、今でも烈たちと親睦を深めており、時折歌の稽古なども手伝っている。
現在は海域地方の静かな町で薬草を作り、小さな薬屋を営んでいる。




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