ATTENTION!!
好きだけど好かれなくて辛くて、彼女なのにおざなりにされて悲しくて、それでも別れたくはなくて独占したくて、っていう泥沼夢...
最終的に弱ってるところを葦木場くんか手嶋さんに救われて黒田くんと別れてそっちと付き合い始めるんだけど、そうなって初めて黒田くんが後悔しだすっていう夢が見たい

という私の呟きから生まれたSSです


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銀色を纏う端正な顔が歪んだように見えた。

まさか千歳から別れると言われるなんて思いもしなかった?どんな仕打ちをしようが千歳の想いは変わらないとでも思ってた?
そりゃ思い上がりだよ黒田。
───人の感情は不変でも永遠でもない。

「もう、いいの...私がいくら黒田くんを好きでいても
 無駄だって、わかったから」

消え入るような声でそう呟いた彼女の頬に一粒の雫が流れた。それはまるでダイヤモンドのような輝きを放ってて、オレはその美しはに吸い込まれそうになった。
そっと肩を抱いて彼女を引き寄せれば、眼前の銀髪がオレを睨み付けてくる。
そんな顔が出来るんならさ、最初からそうしてやれば良かったんだよ。好きだ、愛してる、千歳にそう言ってやらなかったお前が悪い。

お前の為に流す涙はこれで終わりだよ黒田。
千歳の心はもう、オレのものなんだわ。

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