ATTENTION!!
好きだけど好かれなくて辛くて、彼女なのにおざなりにされて悲しくて、それでも別れたくはなくて独占したくて、っていう泥沼夢...
最終的に弱ってるところを葦木場くんか手嶋さんに救われて黒田くんと別れてそっちと付き合い始めるんだけど、そうなって初めて黒田くんが後悔しだすっていう夢が見たい
という私の呟きから生まれたSSです
好きだけど好かれなくて辛くて、彼女なのにおざなりにされて悲しくて、それでも別れたくはなくて独占したくて、っていう泥沼夢...
最終的に弱ってるところを葦木場くんか手嶋さんに救われて黒田くんと別れてそっちと付き合い始めるんだけど、そうなって初めて黒田くんが後悔しだすっていう夢が見たい
という私の呟きから生まれたSSです
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好意の上に胡座をかいているのは私も同じだ。
どれだけ辛くても悲しくても一人で嘆くべきなのに、その優しさに絆されて私はまた彼に縋ってしまう。
「オレはずっとユキちゃんを好きな千歳ちゃんを
見てきたから。慣れっこだよ」
頭上から聞こえる柔らかい声を見上げてみれば、彼は微笑を湛えていて、その大きな手が私の頬の雫を拭った。
「無理に忘れないでいいんだよ」
続けて紡がれる言葉にまた涙が溢れて、あぁ、私の好きな人が拓斗だったらどれほど良かったんだろう。それなのにまだ私の心の中には銀色が巣食っていて、私を侵す。
───忘れたい、忘れさせて、ねぇ、
「今夜は帰りたくないよ、拓斗...」