艦これ/鳳翔
艦これ/鳳翔

◆pixiv

何となく、「鳳翔さん描こう」と思い立った時に描きました。

描き始めた時には「ふわっとお母さんっぽい感じで…」だとか「膝枕してもらってる感じかな」とか思いながら描いておりましたが。

いつの間にか「未来に託す話」になっていました。

そして、何となく鳳翔さんについて調べた時、驚きました。心底。
これを描いているその次の日が、進水の日だったんです。
だからちょっぴり切ない話に切り替わっちゃったんでしょうかね。


折角なので個人的に何気なくまとめ。

おはなしの時期を菖蒲の終わったあとだとして、6月か7月か。
それとも、もっと後の、8月なのか、今の時期である11月なのか。
作中に出てくる菖蒲は5月の季語。
今年の菖蒲を見れず、”来年の菖蒲”がみたいねという話をするだけですが。
ここで「八十八夜」がちらり。
八十八夜、5月2日ごろのことなのですが…史実での鳳翔解体完了日は5月1日だったりします。

5月2日を迎え、5月の菖蒲をともに。

それを知っているからか、わかっているからか。
それとも既に、8月を超えて、二度と会えないのか。
どちらにせよ、遥か未来に託すばかりの夢物語だという、そんなおはなしです。

泡沫ニ 君ヲ想イテ 捧グ花 八十八夜ヲ 遠ク夢見ユ

珍しくない頭をひねって考えましたが、そんな感じです。
少しでも伝われば嬉しいですね。

因みにその後の進水記念イラストはこの話の未来のイメージです。
長い年月を経て、やっと叶えられた、そんなイメージ。
彼女たちに幸多からんことを。
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