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浪赤狼:共学高等部三年


浪赤狼(ろう ちーらん)

《基本設定》

・共学高等部三年四組在籍

・転入生

・唯代さん宅の小狼さんの双子の弟


《容姿》

本当に開いているのか怪しまれるほど細い糸の目をしており、きちんと目を見開いてみるとそれは虚ろに濁った青紫の色をしている。開眼して人を見るときは胡乱な目つきをしており、生気の光といったものが宿ることは滅多に無い

髪は色素が全て抜け落ちたような白髪で、腰を越すほどにまであるそれをうなじの後ろできゅっと黒レースのリボンで結っている。前髪は目に掛かって見ていて鬱陶しいほどであり、本人が見目を気にしていないことが一目で知れる

肌の色は蝋人形より不透明に青白く、本当に血が通っているのか不安になるほど。薄い唇もくすんだ紫の色をしていて血色が悪く、幽霊のように思われることもしばしばある

背丈はひょろりと高く、182cmほど。その割りには筋肉など微塵も見られない痩せぎすの体型。背中は軽く猫背気味に丸まっている。一見瀕死の病人のようにも見える

常に穏やかに凪いだ笑みを浮かべてはいるがどこか胡散臭さが漂っている青年。その笑みや見目が相まって、年齢を当てることが非常に難しい

数字は肩甲骨と肩甲骨の間に縦に「弐拾七」と描かれている

学ランを上に着ることは殆ど無く、常に長袖のワイシャツを軽く袖まくりして腰に学ランを巻いている。ワイシャツは第一ボタンまできっちりと締めており、どこか息苦しそうな印象を人に与える

足元は革靴。そこそこに履き古したようなものであり、新品の光沢などはないが、しっくりと本人の一部となって馴染んでいる

左耳にピアスを一つ開けており、五ぼう星を模した珍しい形のものを着用


《性格》

基本的に人当たり穏やかで優しい人物。一つ物を訊ねれば自分の知っている範囲内で十の物事を教えてくれる。男女平等であり、特にフェミニストなわけではない

表舞台に立つことを苦手としていて、裏方が自分の気性に合うのだと自称している。その言葉通り基本的に目立つ立ち位置にはおらず、裏方の裏方といった極力目立たない場所で力を発揮する

本質的に人間不信であり、他人は元より『あの方』のことも、記憶を失っている自分自身のことも信用していない。今回のことは酷く愉快な出来事であると認識しており、一体どういった末路となるのかわくわくしている。あまりこの人のことを信用しすぎると痛い目に遭う

人の話を聞くことが好きであり、自分のことを語らせようとするとすぐにするりと逃げ出してしまう。また人の行動を眺めることも趣味の一環なので、彼の持っている情報は少なくない


《能力》

召還動物:窮奇(きゅうき)

中国の伝説上の生物、四凶と呼ばれる悪神のうちの一つ。
(幾つか説はありますが、こちらでは翼を持つ人喰い虎とさせて頂いております)

人の言葉を理解している怪物。正しいことを言っている人を食べ、誠実な人がいるとその人の鼻を食べ、悪人がいると獣を捕まえその人に捧げるという怪物

風神の一種であり、風を操ることが出来る

我が家の窮奇は基本的に赤狼に従順で、すぐに人を喰らおうとすることはない。が、赤狼の思想が少しでも『正義』など『正しいこと』『誠実な方向』へぶれると途端に主を喰らおうと牙を向ける(赤狼は基本自ら率先して特権者を襲おうとすることがなく、相手の話を聞くスタンスを取っているため、そのときだけ正しい方向へ思考がぶれる可能性は半々である)
そして主よりも『悪い』思考をしている人物と対峙すると、赤狼を裏切ってそちらにつく可能性もある

また気まぐれで、窮奇の機嫌の善し悪しで発揮する能力がどれだけのものとなるか決まる

(例:機嫌が最上であるときはビルを軽く破壊するレベルの竜巻を起こすことが出来るが、機嫌が最悪であるときにはつむじ風程度のものしか起こせない)


《交流》

友人など、思いつく限り全ての関係を募集しております。ただ恋愛関係に関しましては、交流していくうちにそういったお話が浮上したら、という場合に限定させて頂きます
また、背後は同性同士の恋愛が苦手な傾向にありますので、恋愛は異性間にのみとさせて頂きます。申し訳ありません

また、大怪我など負わせる場合には、一声頂けますと幸いです


《その他》


「やあ、こんにちは。少し俺に貴方の時間を分けては頂けないかい」

「え、鈴木さんの好きな人? ……俺の観察する限り、彼女はどうやら今特に懸想している相手もいないようだよ。頑張りたまえ」

「はは、あっはっはっは! おかしい、全く本当におかしいことだ! どうしてみんなそんなに必死になって闘う? 何を得るために? 何を守るために? 俺には判らないねえ、全く馬鹿らしくて面白い!」



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