突撃☆四天王とお茶会




「………、ジズ、ユーリ。」

「…おや、ヴィルヘルムさん。お久しぶりですね。」

「久しぶりだな、ヴィルヘルム。…久々にお茶会に参加にでも来たのか??」

「あ、あぁ……。一応そのつもりで来たんだが……」

「そうですか。嬉しいですね、最近会っていませんでしたし。今紅茶を……」

「あ、ぼくの分もね!!!!」

「…………ヴィルヘルム。」

「…すまん、連れてくるつもりはなかったのだ……」




人数多い方が楽しいよ!!




「へー…、では途中でお会いになったヴィルヘルムさんについて来て…??」

「うん!!…ウーノさん、今帰省中なんだけど…また若さんに追い出されちゃってねー…」

「それは…お気の毒ですね。こんな所でよろしければ、どうぞ、ゆっくりなさって下さいね。」

「ホント!?ありがとう、ジズ!!」

「…………………。」


さ…、さすがジズと言うべきなんだろうか…。普通であればかなりウザくて相手にしたくないハズなんだが…。紳士の鑑だな…。

…ユーリを見てみろ…。


「…………………………」


眉間にシワが寄ってるぞ。

そんな顔をしてイイのか、ユーリ。仮にも大人気のヴィジュアルバンドのリーダーだろ…


「うるさい。私は騒がしいのは好きじゃないんだ…。全く…仮にも一般人であるウーノにも気付かないとは…。お前も衰えてきたんじゃないか??」

お前と一緒にするな。…あんな薄暗い森の中に一般人がいるなんて、誰が想像する??そもそもアレは一般人か??

「酷い言いようだな。」


お前も私に対して酷いコト言っていただろう。


「気のせいだ。」

「……変わらんな、お前…」

「ちょっと!!じいちゃん達!!孤立してないで話に入ってきなよ!!」

誰がじいちゃんだ、誰が!!!!

「ぼくから見れば、充分じいちゃんだよー。ほらほら、怒らない!!血圧上がっちゃうよ☆」

「誰が怒らせてると思って…!!!!」

「お、落ち着いて下さい!!ユーリさん!!!!(汗」

「そうだぞ、ユーリ。ソイツに何を言っても無駄だ。」


経験者は語る。

とりあえず、あんまり過剰に反応すると、更にウザい返答が返ってくるからな。あまり、触れない方がイイ。


寧ろ、無視をする勢いで。


「…で、なんの話をしてたんだ??こっちに話を振ったというコトは、私達にも分かるような話をしてたんだろう??」

「あ、え、えーっと……ですね……(汗」

「…………………??」

「…しょうがない…心優しい紳士なジズに代わって、皆のアイドル、ウーノさんがヘルムの質問に答えてあげようじゃないか!!」


…………うわ、



嫌な予感しかせん…!!!!


「あのね、ヘルムの仮面って焼いたら、焼き蟹みたいで美味しそうだよね!!



お茶会=1人増加で全然違う
(……っていう話だよ☆)
(ふざけるのも大概にしろ、貴様っ!!)
(ほう…、美味そうじゃないか。おい、ヴィルヘルム。仮面を貸せ。)
(貸さんぞっっ!!!!!)
(…普通に蟹を買って焼くんじゃダメなんでしょうか…)



FIN
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予想外な上にかなりグダグダで終わりましたが…、なんか想像と結末が違う…!!

多分、この3人の通常のお茶会は、もうちょっと静かに談笑して過ごす。


ユーリは騒がしいのは嫌いだけど、悪ノリはするタイプです。


砂冥


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