突撃☆四天王と解決策
「そうだ、京都行こう」
「
2回目だぞ、それ。」
いつになくガタ落ち。「やっぱ同じネタは飽きられちゃうかな??」
「知るか。…というか、いつになったら向こう(ミラ4)に帰るんだ。」
「最近なんか、皆ガチで冷たくてさ…。ウーノさん、いつになくヘコんでます。」
め、面倒な…!!
そう思わずにはいられないヴィルヘルム。そんなコトは全く気にせず、部屋の隅でうじうじとしているウーノは、まるでキノコでも栽培しそうな勢いだ。
ちなみに、ココはヴィルヘルムの仕事場。キノコなんか栽培されたらたまったもんじゃないワケで……。
仕方なく、ウーノを立ち直らせる方法を考えるコトにしました。
「というわけだ。」
「なのこのご機嫌のとり方なら分かるよ!!!!」
「
黙れ、親バカ。貴様の愛娘のコトなぞ、聞いてない。」
「酷いっ!!!!」
早速聞く人を間違えた気がしてきたヴィルヘルム。
「……ウーノダロ??トマトでもあげとけば、なんとかなるんじゃなイカ??」
「
人間関係にトマトは有効なのか…??」
「…………サァ??」
やっぱり聞く人を間違えたらしいヴィルヘルム。
なんで私はコイツ等を頼ったんだ…。等と内心で愚痴っていると、極卒が口をはさんできた。
「そもそも、ミラクル☆4の皆が冷たいって言ってるんでしょ〜??あっちが何とかしてくれないと、機嫌とったってどうしようもないじゃーん。」
「(…た、確かに…!!)」
重要なコトに気が付いたヴィルヘルム。
決してボケてるワケではない。ちょっと、頭が回らなかっただけだ。と、言い訳を内心で繰り返す。
「しかし…、奴等のコトダ。頼んだところで、返事はたかが知れていルゾ。」
「む……。」
「絶対『無理、断る、そっちが面倒を見ろ』って言ってきそうだよね。
約2名が。」
「何が原因で、あんな奴等になったのか。ホント、あのグループは面倒な奴が勢揃いだな。」
いや、ウチも十分面倒な奴が勢揃いしていルガ……。と心の中で呟くドゥーム。
なんの解決策もないまま、時間がすぎていく。そんな中、極卒が何か思い付いたのか、パッと顔を上げる。
「じゃあさ、皆で手紙を書こうよ!!ぼく等はウーノへの対応を変更をお願いするお手紙で、ウーノは皆へのお手紙。」
「……なるほど。要請とならば返事を書かざるをえない。返事が来ればウーノは喜ぶ。ふむ、
極卒にしてはイイ案だ。」
「("極卒にしては"というコトは……
普段は悪い案しか出さないというコトカ……??)」
そもそも、その返事の内容が問題ダロ…。下手したら、オレ達の手紙もろとも無視される可能性ガ………。
とは、言えない雰囲気の二人に、せめて悪い結果にならないように密かに願ったドゥームだった。
解決策=手紙を書こう(え…手紙??書くの??)
(あぁ、もしかしたら手紙なら素直になってくれるかもしれないだろう??)
(…!!なるほど!!さすがヘルム!!頭イイ!!!!よーし!!早速書くぞー!!!!)
((ミッション…コンプリートか……))
FIN
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FINとか書いてあるけど続くかもしれない。いつも以上にぐだぐだですね。
砂冥
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