夢 | ナノ



「仁王ってさぁ」

「うん」

「へたれじゃん?」

「…」

「なのになんで堂々と髪染めてんの?銀とか一番目立つじゃんね。」

「…えー………似合うから?」

「…」

「え、似合わない?」

「いやそこじゃなくて、アンタナルシストだっけ?」

「それは丸井じゃし!」

「におーてめー聞こえてんぞ!!!」

「(無視)まぁキラキラしてて綺麗だとは思うけどね」

「えっ!?ホント!」

「うわっ、ちょっとリプトンこぼれた!」

「いたっ!!!!なまえちゃんがぶったー!!ブン太ー!!!」



あ、丸井のとこに逃げた。まぁ静かにご飯食べれるからいっか。…ん!今日のからあげクンうま!



「なんでかは俺が説明しよう」

「う、わ!びっくりした!柳か!」

「あいつは、昔から姉や母にいじられまくっていたようなんだ。」

「へー(それより何で来たんだろ)」

「そしてある時遂に反抗期を迎え、「ぐれてやる!」ってことで染めたようだぞ。まぁそれが大絶賛みたいだったそうであのまんまのようだが。」

「…」

「…しょうもないだろ?」

「…うん。
あ、柳からあげクン食べる?」

「あぁ、一ついただこう」




「…おいしいね」

「あぁ、うまいな。」